第7話
「失礼します」
「入れ」
副官が入って来る。
「賈詡将軍、
「陸議が? 一人か?」
「はい」
珍しいな。
何となく、その珍しさの裏に
「呼んでくれ」
陸議を差し向けたのなら
すぐに陸議がやって来た。
意外なことに完全なる軍服姿だ。
「君は、確か寝てなきゃいけない状態だったと思うんだが。俺の思い違いだったかな?」
賈詡は深く一礼した陸議をからかうように言った。
顔を上げた陸議は凜とした表情で賈詡を見つめて来た。
「司馬懿殿の許可を得て徐庶殿を伴い、
賈詡はさすがに数秒、押し黙った。
「…………なんだって?」
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