第54話 奴等再び!2(明未の視点)
2030/4/2(火)PM1:00
昼食後、わたしの14歳の誕生パーティーを行なう為に、昼食後に買い出しに出掛けて、必要な食材等を一通り買い揃える為、近所の大型デパートに来ていた。
「ていうか誰すか?、バスケットボール買ったの」
「俺だ。近所にバスケコートあるから、たまには運動不足解消の為にやろうと思って」
「今度ボクと1on1やろうっす!。一応ボクも半年間やってたっすから」
「そうだな、機会があったらやろっか?」
そして必要な物を一式買い終えて家に着いて、パパがこう切り出す。
「それじゃ皆、荷物を台所に運んでしまおう!」
「ういっす!」
「そう言えば、蒼絵お姉ちゃん達は何時頃来るの?」
「もうそろそろ来ると思うよ?。それ迄少しでもあーしらで準備進めとこーよ」
こんな感じでわたし達は、大量の食材を台所に運ぶ事にした。先ずママが桂亜も一緒に運んで、次に蘭お姉ちゃん、その次にわたし、そして最後にパパが荷物を運びつつ、ドアを閉めようとしたその時。
「なっ、何でお前達がここに?。うわっ!」
とパパの悲鳴と鈍い音が聞こえて来た。そこに現れたのはなんと、国太と安藤、そして晃子と寿枝さんだった!。ママが荷物と桂亜を置いて警察に連絡しようとしたら国太が。
「おっと警察に連絡すんなよ、ヅラ男がどうなっても良いのか?」
とわたし達を脅して来て、その横で安藤が玄関の鍵を掛けて、こう切り出す。
「久し振りだねえ智加ちゃん。暫く見ない内に、随分綺麗になったね~♪」
「あっ!、貴方達…。今服役中の筈じゃ?」
「ああそれはねえ、俺達の真面目な服役態度が評価されて、一時的に仮釈放して貰えたんだよ昨日。それに俺達、初犯だし」
「だからって、俺達の生活が保障されてる訳じゃねえ。そこで先ずおめえらの弱みを握って、生活の糧を得ようと思ってここに来たんだ。ここ1年半の間におめえら相当荒稼ぎしたろ?、多香ちゃん達、常司先輩達、智枝達、そして安藤を利用してよお!」
「後、薫ちゃんのお姉さんの事もね?」
「『蘭』っす!、てかあいつらなんかもう家族じゃねえっす!」
「それに、皆自業自得じゃない!」
「玄関に鍵掛けたから、これで前回みたいに不意打ち喰らう心配も無いでしょ?。晃子、念の為に他の所も全部鍵掛けて来て」
「オッケー寿枝姉さん♪」
「それとあび助。おめえも拘束すっからよ、おめえ毎回何企んでっか解んねえからな。寿枝先輩、こいつであび助を拘束して下さい。後赤ん坊は邪魔だからベビーベッドにでも移しといて下さい」
国太が寿枝さんに結束バンドと荷造り紐を渡すと、寿枝さんは手際良く拘束し終えてママにこう言い出す。
「よくも主人を蹴り倒してくれたな、このー!」
と言いながらママに殴る蹴るの暴行を加えた。
「ママ!」
「やめるっす!」
と懇願するわたし達に国太が。
「だったらさっさと服脱いでレ●プレイ始めろ!。ちなみに今日を選んだ理由は、智加が丁度14歳の誕生日だから、少なくとも児ポには抵触しねえからだよ!」
「何歳になっても智加ちゃんは可愛いよ。それより言う通りにしないと、ヅラ男がどうなっても知らないよ~。後赤ちゃんも」
パパにナイフを突きつけながらそう言う安藤に、蘭お姉ちゃんが根負けしてこう切り出す。
「わ、解ったっす、言う通りにするっす!。だからもうこれ以上、危害を加えないで欲しいっす!」
「ハハハハハ!、おめえらにしては良い心掛けだな。さあ、早く始めろ!」
と言いながらビデオカメラで撮影を始める国太の前で、わたし達は裸になり、そして…。一通りプレイを終えて、蘭お姉ちゃんがこう切り出す。
「これで良いんすよね?。だからボク達を解放するっす!」
「解った。但し、俺がおめえと、そして安藤が智加とヤッてからな!」
「そんな、約束が違う!」
「うるせえ!。おめえらの弱みを握った以上、約束なんかもう知ったこっちゃねえんだよ!。さっさとヤルぞ安藤!、精神鑑定を受けさせられた屈辱も晴らすぞ、グズグズしてると警察が来ちまう」
「そうだね国太。それに刑務所内で思うように抜けなくて大量に溜まってるから、それを全部君達の中に流し込んであげるからね~♪」
「お前らこ●す、マジでブッ●す!」
ママがそう怒りを露わにすると、寿枝さんがママを叩いた後、髪を掴みながら。
「静かにしな!。それより、智加と薫が●されるのをしっかり見てろ!」
「そんな名前じゃねえよ!、明未と蘭だ!」
と反論された寿枝さんが更にママに殴る蹴るの暴行を加えて来た。その横でわたし達が今正に●されようとしていたその時。
(ピーンポ~ン♪)
「誰だ?」
「あっ、蒼絵お姉さん達っす!」
「助けてー、蒼絵お姉ちゃ~ん!」
「静かにしなって言ってんだろ!、こいつがどうなっても良いの?」
「それにもしアホ助達4人が来ても、俺と安藤の敵じゃねえ!」
「アホ助ってもしかして、蒼絵お姉さんの事っすか?」
「他に誰が居るってんだ、田沼 薫!」
「だな。それに俺達、刑務所内での約1年半、自由時間は殆ど筋トレしてたから。他に出来る事も無かったし。智加ちゃんは俺とシようね。一回ヤッてるから痛くないよ~♪」
国太と安藤がそう言いながらわたしと蘭お姉ちゃんに近付くと、玄関の鍵が開いて複数の足音が聞こえて来た、そして…。
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