第2話 天使様との出会い
「じゃあ学校案内始めるね〜!」
松風高校は偏差値58の公立高校だ、
偏差値は中堅くらいだが公立なので学校はボロい
片桐さんはいろんなところを紹介してくれた、大きめの食堂があること、自販機があること、そんなことは正直どうでもいい。
気になったのは部活の話をしていた時だ。
「今歩いてるところは部室が並んでるところだよ〜、野球部、サッカー部、ソフトボール部、テニス部、バレー部…いろいろあるけどおすすめは天文学部!私も天文学部に入ってるんだけど去年いた先輩たちがいなくなったから部員が3人しかいないんだよね…だから少しでもか興味があったら見学だけでも来てほしいな〜!」
そう片桐さんが入っている部活、天文学部もう俺はその部活に入る決心をした。
そしてもう一つ、陽キャは喋る量がエグい、マシンガントークだ。こっちが何か質問しようとしてもするヒマがない、会話のキャッチボールができないのだ。ボールが来たから投げ返そうと指したらどんどんボールが飛んできて攻撃されていく。陰キャには何ともつらい。本当に天文学部に入れるのだろうか…
学校案内も終わって帰りのホームルームだ
ホームルームと言っても最初だから担任の先生(佐々木亮太先生)が少し話して終わりだ。
「高校生初日お疲れ様、中学とは違って高校生は責任がたくさん増える。秩序ある行動を心がけていけよ〜、そして今日から部活動体験があるぞ〜今日から5日間しか体験期間はないからな〜計画性をもって動けよ〜。それじゃあホームルームを終わる」
「起立!気をつけ、礼!」
「「さようなら〜」」
それにしても今日から部活動体験か…行くしかないな。
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