私たち2人いれば最強っしょ

レッドパンダ

第1話

 私、真田歩夢(まだあゆむ)はとある一年の女子高生で、いつものように高校に通おうとしていた。しかし、その通学路で、路地裏から誰かに腕を捕まれ、そのまま路地裏に連れ込まれた。そしたら、地面に不思議な模様が現れた。その模様はまるで、漫画で読んだ魔法陣みたいな感じだった。その瞬間私の腕を掴んだ人と一緒に私は消えた。


          ◇



 私が目を開いた時、あたり一面野原だった。風が気持ち良かった。天気もよく、心地よかった。ずっとここにいられる。

歩夢「それよりここはどこだろう。さっきまで住宅地に囲まれている場所だったのに。」

??「教えてやろうか。この場所を」

急に上から声が聞こえた。

歩夢「ひ、人が浮いてる?」

??「はは、そっかそっか、向こうの世界には魔法はなかったもんな」

その人は、髪は黒く、目は緑がかっていて、顔はまぁまぁイケメンだった。

歩夢「魔法?それ以前に向こうの世界って」

??「ここはお前らの言う異世界っていう場所だ」

歩夢「い、異世界!?」

??「ああ、そうだ」

歩夢「いやいや、元の世界に返してください」

??「何言ってるんだ、お前?」

歩夢「え?」

??「お前の世界はもうないぞ」

歩夢「は、はいーーー!?」

私は今までに出したことのないくらいの大きい声が出た。

歩夢「な、なんでですか?」

??「魔王によってふっとばされた、お前らのところで言う天災みたいな感じだな」

歩夢「ふざけないでください、どうして魔王が私たちの世界をふっとばしたんですか」

??「多分、俺を追ってだと思う」

??「俺は魔族側だ。でも、魔王たちの考えることと意見が別れて逃げた。そして、転移魔法をしようとした時、魔王に少し術式を変えられてお前らの世界に行ってしまった」

歩夢「魔族側っていうことは、私殺される?」

??「話聞いてたか?もう魔族側でないし殺そうなどとしない。私は、魔王がいつか来るから逃げろとあらゆる人に声をかけたが、誰も話を聞いてくれはくれなかった。」

歩夢「まぁ、そりゃそうでしょうね」

??「で、ついさっきやばい気配がしたから、魔王が来ると思って、近くにいたお前だけは救おうとしたわけだ。

歩夢「は、はぁ、つまり仲間ってことですね」

??「まぁ、そういうことだ」

歩夢「じゃあ、これから一緒に冒険しません?」

??「何?」

歩夢「だって、あなた帰る場所ないですよね?私もですけど。そもそも、あなたが私を連れ込んだんですから、私を案内させる義務があるんです」

??「お、おう、わかった」

歩夢「じゃあ、まずは自己紹介からですね、私は真田歩夢です」

??「俺は、エルノだ」

歩夢「苗字はないんですか?」

エルノ「ここでは基本、苗字のようなものはねぇ、あるのは貴族どもぐらいだろ。これからはアユムって名乗れ。いいかわかったな。」

アユム「わかりました。エルノさんよろしくお願いします」

エルノ「ああ、よろしく頼む」

こうしてこれからこの2人の大冒険が始まろうとしている。


          ◇


 私たちはまず冒険者にならなければ、何もできないから、まずは王都に行こうということになった。王都よりも近い、村はあるが、あまりにも人気がないところだと別の地域に行った場合、そこでもまた冒険者登録をしないといけなくめんどくさいが、それに比べて王都は、人間の国で異市場に有名でメジャーであるかららしい。いまさらだが、エルノは最初会ったときからずっと人間化をしている。だから、人間の国へ行ってもバレないとのことだ。今は、エルノの風魔法で一緒に空を飛んでいる。

アユム「まぁ、なるだけなってみようかな冒険者」

エルノ「そうだな、お、だんだん見えてきたぞ」

アユム「え?見えないけど」

エルノ「そうか、俺は視力強化してるから」

アユム「ずるいぞ、エルノ」

エルノ「まぁまぁ、すぐに着くから」


          ◇



 私たちは王都の門の前に着いた。王都にはどうやら東西南北に一つずつ大きな門があるらしい。その4つの門には身分証明書などを確認する人が何人かいて、絶対に怪しいものは通れないようになっている。少し、門から離れた岩場に隠れて

アユム「私、身分証明書なんて持ってないんですが、、、」

エルノ「はは、安心しろ俺もだ」

アユム「あんた使えねぇな、なんで身分証明書持ってないんだよ」

エルノ「しょうがないだろ、こっちとら魔族なんだから」

アユム「はぁ、もうどうすんのよ」

エルノ「しょうがねぇな、他の馬車に勝手に乗ろうかなと少し思ったけど、いい馬車がよりによってねぇから、おいアユムしっかり捕まってろよ」

エルノは急に私の腰に手を回した。

アユム「え?ちょっとなにするの?」

私は見たことのある光と魔法陣が現れ、次に目を開けた瞬間、路地裏にいた。

そして、エルノといっしょに通りに出ると、すぐ目の前にギルド本部と書かれた場所が見えた。

アユム「すごい、日本語じゃないのに感覚で読める」

エルノ「すごいな、お前、じゃあ、早速ギルドに入るか」

アユム「おお〜」

私たちは、ギルド本部に入って、すぐに受付のところに行った。

エルノ「すみませーん」

受付のお姉さん「はーい、冒険者ギルドにようこそ」

エルノ「俺達のギルドカードを作ってくれないか?」

受付のお姉さん「わかりました。今から準備します。まずは、この紙に名前や、得意な魔法やら個人情報を書いてください」

アユム「すいません、私魔法を使ったことなんてなくて」

受付のお姉さん「え?それで、冒険者になろうとしたのですか?はぁ、わかりました、一旦付いてきてくれますか?」

私は、受付のお姉さんといっしょに2階に行った。

エルノ「少しはあいつに魔法を教えるんだったな」

受付のお姉さんが連れてきた場所は、大きな水色の宝石みたいなものが中央にある部屋だった。

受付のお姉さん「これは、魔水晶と言って、これに触れることであなたの魔力や、使える魔法属性やら教えてくれるのです。魔力値と体力以外は、100が最高です。では、触ってみてください。」

私は言われるがままに触った。すると、

体力3200

魔力値5700

筋力46

俊敏84

知力52

幸運50

属性風

アユム「わぁ、すごい」

受付のお姉さん「す、すごいですね、このステータスだと魔剣士が似合うんじゃないですか」

アユム「戦い方は、今決めなくてもいいですか?」

受付のお姉さん「どうしてですか?」

アユム「戦ってみて、自分には何が向いているとか決めたいんです」

受付のお姉さん「わかりました」

私たちは1階に降りて、エルノと合流した。

アユム「そういえばエルノはステータスはどういうのなの?」

エルノ「俺は魔族だからな少し隠した、それよりそっちはどうだったんだ」

アユム「魔剣士がいいんじゃないかって言われたけど、後々決める。あと、属性は風だったよ。」

私たちがこそこそと話していると、

受付のお姉さん「どうぞ、こちらが冒険者カードです」

アユム「ありがとうございます」

そう言って、私たち2人は冒険者カードをもらってすぐ、ギルドを出ようとしていた。

私は、すごくわくわくしていた。

アユム「エルノ、これからは一緒に頑張ろうね」

エルノ「おう」

ここから、わたしとエルノの冒険が始まるんだ。

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私たち2人いれば最強っしょ レッドパンダ @Rem0220

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