2025年万博体験記 雑感
白水秋一
初めての人が知っておくと役立つかもしれない情報
最初は初めて万博に行く時に知っておいた方がいいかもしれない事から。
日々状況は変化するので、あくまでも現時点での話です。
開幕のころと違っているものも少々あるので、現時点の話も参考になるだろうと思い、書いてみます。
トイレ
東ゲートから入場するなら、トイレは電車に乗る前に済ませておくべきですが、万一の場合は夢洲駅構内か駅の外に出て正面すぐにあります。
日傘
人が多い時は日傘の貸し出しをしています。ゲートに移動する途中で借りて、手荷物検査の前で返却する形になります。
もちろん会場内で使う事も考えれば、日傘は持参した方がいいでしょう。
缶飲料
缶や瓶の飲料は持ち込めないので手荷物検査の際、飲み干すなどしてから捨てる事になります。大阪メトロ中央線ではおそらくテロ対策のために、ゴミ箱を撤去したり、使用できない状態にしています。少なくとも本町や堺筋本町、夢洲のホームにゴミ箱はありません。そして駅を出てからゲートを通過するまでも、ゴミ箱はありません。自分はそのために捨てる場所のなかった缶コーヒーの空き缶を、手荷物検査の人に引き取ってもらうという恥ずかしい体験をした事があります。空き缶は中央線に乗る前にどこかで捨てましょう。
その他持ち込めないものの一覧はこちら。
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250722-02/
手荷物検査
手荷物検査の時にはポケットの中の物はすべて鞄やリュックにしまい、ペットボトルや水筒は外に出して、それぞれトレーに置いて検査してもらい、手ぶらで金属探知機を通ります。
検査が終わったら荷物を受け取り、スマホでチケットのQRコードを表示して認証。通期パスで入る場合はこの時、顔認証をします。もちろん画面のキャプチャや印刷などを用意しておく事でよりすみやかに入場できます。さんざん言われている事ですが、念のため。
顔認証
顔認証は東ゲートでは会場に向かって一番左の27番ゲートでは利用できません。
それについての掲示もありますが、人が多い場合だと気が付かない事もあるかもしれないので、ご注意を。逆に顔認証が必要ないなら、他より早く通れる可能性もあります。
ノートPCなど
もしもタブレットやノートPCを鞄に入れるならば、検査の時に一番下になる位置にした方がいいでしょう。上にあるとその下にあるものが確認できないので。一度そのためにリュックサックを開けて中身の確認を求められた事がありました。
再入場
再入場は可能ですが、そのためには再入場専用ゲートから出る必要があります。左手の甲に透明なスタンプを押してもらって出て、再入場ゲートから入る時にスタンプを確認されます。
日陰
東西ともゲートを通ってすぐの広場は日陰になるベンチが少なめです。
当日予約をするなら大屋根リングの下か、西ゲートなら反対方向の風の広場まで、移動した方がいいかも知れません。
水
給水スポットはそれなりに多いですが、場所と時間によっては長い行列のできる事もあります。すいている給水スポットを見かけたら、こまめに補給しておくとよいでしょう。
万博フリーWi-Fi
通信状態は必ずしも良くないです。場所による違いもあります。必ず使えるとは思わない方がいいでしょう。
風
会場は凪の時をのぞいて海陸風が吹いています。風通しのいいところだと、ベンチに置いた帽子やタオルなどが飛ばされたりする恐れもあります、五月だと夜のアリーナはかなり冷え込みました。今は大丈夫ですが、秋になれば防寒対策が必要になるかもしれません。
雷雲
雷雲が近づくと大屋根リングと静けさの森は入場制限されます。
会場上空にまだ厚い雲がない段階で行われますので、それらの場所に長く居たい場合は、気象情報を少し気にするべきかも知れません。
夜のパビリオン
予約不要の場合、いつまで並べるかはパビリオンによって異なります。閉館は21時の場合がほとんどですが、人気のパビリオンはそれよりもかなり前に並べなくなります。
パビリオン側が予想する最後尾の人が入場して見学を終える時間が、閉館時間に達した時点で終了というわけです。
逆に言えば、人数に余裕があるパビリオンでは遅くまで入場できるところもあります。
ごく一部ですが、20時半ぐらいまで入れる館や21時ぎりぎりまで入れる館もありました。もちろんそれぞれのパビリオンの考えと、混み具合しだいです。
そして21時頃から大屋根リングを横切る通路は、すでに入っている人以外は通行できなくなり、それ以降は大屋根リングに沿って移動する事になります。
入館が終わったパビリオンは写真撮影のチャンスです。
人の姿がなく、美しく照明に彩られたパビリオンの情景は素晴らしいものですよ。
とりあえずは、こんなところで。
皆様の万博体験が素敵なものでありますように!
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