彼女で上司でサキュバスで~君への愛でついデレが多くなる年上彼女ASMR~
遥 述ベル
第1話 同棲初日、年上彼女とベッドでイチャイチャ
(いたずらっぽく微笑むように)
「今日から一緒に寝られるね……。私は君の彼女じゃん? しかも会社の上司。それが同じベッドにいるのはどんな気持ち?」
//SE ベッドが軋む音
「私? 私はそりゃあ、幸せな気持ち、かな。って何言わせるの、変態。そういうのは男から言いなさい」
(満面の笑みが溢れた声で)
「君も幸せなんだ。じゃあ、私をいっぱい甘やかしてね。君の幸せのためには私の幸せが必要ってことでしょ?」
「そうだなー。甘いものとチョコレートとケーキがいいな」
(ニヤニヤしながら)
「全部甘いもの? それもそっか。でも甘いものを摂取することで君への愛情の度合いも変わっていくのです」
「確かにゲームみたいだね。まあ、今のは冗談で、何があっても好感度は変わらないけどね」
「え、今の好感度がどのくらいかって? それはご想像にお任せ」
//SE 彼女の腕を掴む、ベッドが軋む
(照れながら)
「ご、ご想像にお任せだってば」
(困ったけど、観念して)
「そんなに真剣にお願いされても……。まあ、別にいいんだけどさ」
(ちょっと不服そうに)
「100」
「上限いっぱい! これで満足?」
//SE 抱き締める
「ちょっと苦しい。苦しいってば」
//SE 解放されてふっと吐息を吐く
//SE 指を絡め合う音
「ふふっ。襲いたい? それはだーめ。明日も仕事あるんだから。週末まで我慢しなさい。これは上司命令よ」
「頑張ったらご褒美をあげるから。何かして欲しいことはある?」
(動揺を見せながら)
「な、なんでもはダメよ? できることならしてあげるけど……」
「サキュバス? それは演じればいいの? 分かった。やってあげる」
(ムスッとした様子で)
「えっちな格好はしないよ? すぐそういうことさせようとするんだから」
(小さい声で)
「いや、絶対ダメとは言ってないけど……」
「ダメじゃないけど、タイミングは気にして。そういうタイミングで言ってくれれば、私だって考えてあげるし……」
「ちゃんと君のためになることもしてあげるつもりはあるんだから」
「君のせいで私もちょっとそういう気分になっちゃったんだけど……? キスくらいならいいよね?」
「ちょっと、なんで距離を離すの?」
「え、止まれなくなっちゃうから? 上司命令です。今日はキスだけね」
//SE 布が擦れる音
//SE 吐息が近づく
「して、いいよ?」
「早くしてよ。恥ずかしいんだけど」
//SE 口付け音
「充電できた? 私のおかげで君は生きてられるんだもんね。感謝しなさい」
(段々声を細める)
「か、かわいいとかわざわざ言わなくていいから。知ってるし、そんなの」
(うっとりした声音で)
「温かいね。冬だからこうやって密着してても変じゃなくていいよね」
(慌てながら)
「あ、いや、今のは違くて。本音が口をついたというか……。ああ、じゃなくて。違うの」
(顔を手で覆いながら)
「もー、笑わないでよ。私だって君のこと好きなんだから」
(ちょっと怒った様子で)
「こんなこと言ってもらえるなんていいご身分ね」
//SE 髪を撫でる音
//SE 二人の距離が近付く
「今日だけだから。今日だけ特別に、嘘の、君が喜ぶ言葉を言ってあげる」
(耳元で)
「好き。君がいないと寂しい……。もっと引っ付いていたい……。私だけ見て欲しい……」
(涙ながらに)
「ありがとう。君に好きって言われるの嬉しい」
(涙を隠すため意地悪に)
「私は今、一生分の込めたけど、君は毎日言ってね」
//SE 抱きしめ合い布が擦れる音
「満足した? これで襲わなくても済むでしょう?」
「まだ足りないの? 欲張りさんね」
//SE 手を握り暖かい息を吹きかける
「ほら、温まったでしょう。早く寝なさい。君は寝起きが悪いんだから」
(優しく笑いながら)
「大丈夫。ちゃんと起こしてあげる」
(宥めるように)
「一緒に出社はダメって言ってるでしょ。まだ待って。いつかね。いつか」
「社内恋愛は大変だよね。我慢させてごめん。でも、隠してるのも楽しいでしょ」
//SE 背中をさする音
「いつか結婚したら驚かせよ。会社のみんなを。言うのが楽しみだね」
(恥ずかしそうに)
「べ、別に今のはプロポーズなんかじゃ……。それは君の役割でしょ」
(不貞腐れた様子で)
「好きだよ、ばーか、ばーか」
「真面目に返してこないでよ。私が子供みたいじゃん」
(小声で)
「君のそういうとこが好きなんだけどね……」
「もう終わり終わり! 私ばっかり恥ずかしい思いしてずるい」
(少しの静寂)
//SE しがみついてきて布が擦れる音
(耳元で)
「おやすみなさい。夢で私を出してね」
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