三、への応援コメント
鋏池穏美さま
こんにちは。
ススキ花火の銀の穂、線香花火の繊細な変化、火薬のにおいと遠くから聞こえてくる打ち上げ花火の音、すべてがいちどきに押し寄せてくるようで、胸がいっぱいになりました。職場の一部署がむつにあり、二、三度訪れたことがあるのですが、そのときの空気感を懐かしく思い出しました。
さらに、ぼつりぼつりと囁くように聞こえてくる彼女のことば。でも彼のことばは、直接的にはなにひとつ聞こえないというのも、このドラマの独特の雰囲気に合っているなあと感じさせられます。
鋏池穏美さまの作品は、主人公の相対する登場人物との(体と)心の距離感が独特だなあといつも興味深く拝読させていただくのですが、本作もそれが効果的に感じられて、とても趣きがありました。
晩夏を感じました。読ませていただき、ありがとうございます。
作者からの返信
佐藤宇佳子さま、コメントありがとうございます。
ススキ花火や線香花火の繊細な揺らぎ、遠くに響く打ち上げ花火の音……、それらを感じ取ってくださったこと、とても嬉しく思います。
はじめて挑戦するセリフとSE音のみの文章でしたので、伝えられるか、伝わるか、とても不安でした。
むつに訪れられたご経験があるとのことですが、その際の空気感を思い出して頂けたなんて、感無量です。(むつにある恐山、大好きなんです)
また、「体と心の距離」について触れてくださった点も大変ありがたく思います。作家は経験したことしか書けないとよく言われますが、私自身、その距離感においてどこか曖昧なところがあるのかもしれません。今回、佐藤さまの言葉でハッとさせられると同時に、自分自身と向き合うきっかけをいただいたように感じております。
晩夏の気配を作品から感じていただけたこと、心より感謝いたします。
こちらこそ、お読みいただきありがとうございました。
三、への応援コメント
そうか大好きな人と一緒にいたいから、彼が将来田舎に戻っても戻らなくても済むように一大決心して、頑張って勉強して東京の大学を目指すんだ。いいなあ。ただの田舎で「待つ女」をするのじゃなく、どこに行っても「並んで歩く女」を目指す健気さと逞しさに、涙が出ました。いい娘さんだなあ。よいお話でした。
こんなに良いお話なだけにこれを音声化したときの声優さんが大変だなあ。レベルが高い方言プラス演技力が求められるから、一流の声優さんでないと…………きっととんでもないギャラになりそうだなあ。でもそうでないと釣り合いません、あらためてよいお話でした。🙇♂️
作者からの返信
土岐三郎頼芸さま、コメントありがとうございます。
不器用だけど健気な彼女。その真っ直ぐさは彼に伝わったと思います。
穏やかな東京生活を送れるといいですよねぇ。きっととてもほほえましいはずです( ´ω` )
音声化……
されたいですよね(*´ω`*)
書いた私自身、この物語を声で聞いてみたいです。
三、への応援コメント
鋏池さんの作品だから、どんな怖いオチがあるのか、ドキドキしてました。
きっと、彼はもうこの世にいないんだろう、これは女の子の一人芝居だろうと思ってましたが、オチはなかった(笑)
あったのは、標準語を喋ろうとし、線香花火を最後まで燃やすことに真剣になってる可愛い女の子の懸命さ。
楽しませていただきました。線香花火の知識も、知らなかったので勉強になりました。
作者からの返信
七月七日さま、コメントありがとうございます。
残念ながらほっこりするお話でしたね 笑
ホラーにもできますが、それをしたらカテエラになってしまうので アセ( ;´꒳`;)アセ
書いていて、線香花火がしたくなりました。
三、への応援コメント
スゴ〜く、ステキでした👀💕
方言や訛りって、甘えのような気がします。
気の知れた者にだけ出す空気みたいなもの。
甘えを捨て、背伸びするけど、甘えたい。
そんな、乙女心がかわいかったです。
ステキなお話をありがとうございました😊♪
作者からの返信
宮本賢治さま、コメントありがとうございます。
方言って、なんだか穏やかな気持ちにさせてくれますよね。
自分で踏み出そうとする一歩、最後まで見届けていただき嬉しいです( ´ω` )