1章 一幕 恋冬学園 運命
プロローグ 入学
ここは、恋冬学園。エラートナ王国が誇る彼の国最大の学園である。
そこはかつて、勇者、大賢者、大魔法使いを選出したエリート学校である。
そこでは今日、学園入試試験があるのだが、、、
「待って、、、行くのだるいわ。行きたくない。眠い。てか思ったけどさ、、、学園僕の嫌な思い出あるじゃん、、、ちょっ、本当、、、最強であり続けるつもりがコミュ障でダメになるとか最悪なんですけど。」
アラルだけは行くのを拒む、、、というか、サボろうとしていた。
さてさて、お久しぶりですね!世界最強のSSS級冒険者ことダルカナです!
時間軸的には僕って2年もダンジョン篭ってたんですよ。で、その篭った成果が〜こちら!
「ステータスオープン」
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アラル レオナル level 10【000】秘匿
男の子
スキル 【大罪 戦神 冥天魔法 魔力操作 魔力感知 索敵 解呪 並列思考 分身 声帯変換 姿偽装 鑑定隠蔽 】剣術 無詠唱 【原初ノ蒼神魔法】秘匿 未来視 予見眼
武器 【神剣 幻死蒼剣
天双剣 アタルカ】
神銃 アザトス
魔法 光以外全部特殊魔法も可能。
称号 【ダンジョン踏破王 SSS級冒険者 賢者 六厄神の天敵 死者蘇生をした男 王国最強 蒼星神ダンジョン踏破者 師匠殺し 魔物キラー 龍殺し 魔族殺し】
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「普通のスキルも手に入れられて満足満足!」
と、いうことで唐突ながら行きたくもないいやいや言いたくなる学園へと来させられた訳ですが、、、
「本当、、、こういうテンプレってのは、、、いらないと思うんだがな、、、」
着いてすぐ、門前が五月蝿いと気づいた俺はダルカナの仮面を被って門前へと行く。
「あ?誰だお前は?」
何故か声をかけられたので振り返る。するとそこにいたのは公爵家の子、、、名前は確か、、、
「センパン、、、だったか?」
「あぁ?妙なお面をつけてるやつに呼び捨てされるほど下のやつじゃねぇんだよ!」
ものすごく短期なのか走って襲いかかってくる、、、だが、、、
「お前こそ俺が誰かしらねぇのか?あぁ?雑魚公爵がよぉ!誰かわかってから喧嘩売れや!!」
とりあえず舐めてる口を聞いた公爵の奴は殴り飛ばしてやった。
「痛い⁈この俺をよくもなぐー」
ドカッバキッドカッ、、、
そんな音が門前で木霊する。
「おい、、、何が公爵だぁ?俺は他の国のやつなら確かに頭を下げる、、、だがな、、、この国の貴族に下げる頭なんてない。大体こっちは、受験者兼審査員だが?舐めんじゃねーぞ?」
公爵の息子はヨボヨボとしながら立ち上がり、魔法を放とうとする
「お前なんて!死罪だ!【火魔法 ファイアボール】!!」
ちょう弱いライターレベルの火の玉がこちらに来たが、、、
「雑魚が、、、そんなんで公爵の息子だと?雑魚が俺には向かうんじゃねーってな。【神銃 アザトス】、、、消し飛べ。」
最低限威力の魔法を放って、魔法を消し、ついでに、ちょっと長い髪の毛も毛根から消し飛ばしてやった。
それから俺はそいつを置いて審査のところへ向かう。
ーーー数時間後。
試験が始まった。
ついでに僕アラルも、試験を受けたが、、、なんというか、、、ものすごく呆気なかった。
まず剣術試験。かなり力をセーブしたはずなのに、、、
ドッカーン!ガシャーン!
「そ、そこまで!剣術試験!アラル・レオナル合格!」
「えーと、、、なんか、、、すみません。」
ただ軽く剣を振るっただけなのだが、、、レベル差がありすぎて聖騎士団長を吹き飛ばしてしまったり。
魔法試験では、、、
ブォーン ドッカーン!!
「ま、魔法を止めてください⁈魔法試験!アラル・レオナル合格!!」
そこら辺にあった的全てを燃やし尽くしてしまい、、、
果てに筆記試験では、、、
「え?!アラル・レオナル合格です!なんなら満点です!!」
と、完全主席になってしまったのだった。
そして入学式当日。
桜のようなものが舞い、彩られている学園へと僕は入っていく。
僕は主席ということで、みんなの前に出されて話すこととなった。
緊張するような空気がこの場を支配する。
そんな中、僕は壇上へと上がろうとするが、、、
ドテッ
上がるところでつまづいてしまった。
周りが笑う中、僕は1人再び立ち上がり、壇上へと登り、笑っている奴らを見る。
「ンッンッ。よし!今笑った奴。前出ろ。」
そこで静かになるも、1人の男が動き出す。確か、、、
「センパン、、、オラウータン公爵のか?」
「誰がオラウータンだ!オーランドだ!舐めんなよ!【火魔法 ギガフレア】!!」
猿のようにキレたセンパンが火魔法を放つが
「ブッハ、チョッ、待てよ、弱すぎろ!」
中級魔法程度へでもないが、問題はそこじゃない。熟練冒険者でさえもっと威力あるのにあんな弱いとは、、、なんで勝てると思ってるのか逆に問いただしてやりたいわ。
「天双剣アタルカ」
僕はそう呟くと異空間から剣を取り出す。
「剣技 霊流、、、盛者必衰の理〜壊〜」
それと同時に炎は消え去っていき。
「な、なんで!俺は公爵の子なんだぞーーー」
最後まで言おうとしたその言葉は僕の次の行動により封殺された。
「オーランド公爵家、、、消させてもらうね。」
その言葉はこの会場全てを凍らせた。
「そ、そんなこと出来るわけーーー」
案の定口を開くオーランドの奴。だが
「辺境伯の子であり、国王にはいくつもの借りがある、、、それを全て精算したら、たんたんなんだよ。、、、わかるか?わかんねぇか。だから低脳なんだよ!おまえはよ!」
そして俺はいつも愛用しているお面をつける。すると会場が湧き上がる。
「、、、まぁ、あんな雑魚は超どうでもいい」
そう言って横目で見ると呆気に取られていたが、とりあえず無視する。
「さて、はじめましてと、久しぶり、、、だね。俺はダルカナ。この国のSSS級冒険者であり、最強。そしていままで王国を守ってきた最強の守護辺境伯の息子だ。改めてよろしく頼む。さて、俺がここで言いたいことは二つ。常に上を目指せ。この代はかなりの有望株が集まっている。勇爵家の娘、賢爵家の娘、今代の勇者、聖女。そして俺。おまえらにとってはいい環境となるだろう。
まあ、結論、今年はド派手に成長していってくれ」
あらゆる情報の多さに皆が混乱しているが、気にせず僕は2個目の話に移る。
「さて、2個目の話だ。、俺は特別教師となった。と言っても、魔法理論の時だけだがな。もちろんランキング戦、あらゆる戦いは俺も参加する。だが、魔法理論のみ教師としてつくこととなった。そこんところよろしく頼む。」
そうして俺の一年生代表の話は終わって、学園長の話になった。もちろん、どの世界でも学園長やらの話は長いので、話を聞いてるフリの幻術魔法を放って、寝ることにした。
そして話も終わり、クラス分けがされたのだが、、、もちろん僕はAクラスとなったのだが、、、その担任はーーー
「はい!では皆さんよろしくお願いしますね!担任のシン・アオホシだよ!では皆さんに自己紹介してもらいまーす!」
「、、、は?」
その人は衝撃的な人物であった。本来ならここにはいない元気で、お茶目そうな女性、、、だって、、、その人は、、、“高校の時の教師”青星心。僕に唯一優しかった先生なのだから。
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