読みながら思わず、うんうんと頷いてしまうエッセイです。自分が自信をもって送り出せない作品を自分が愛をもって育てていない作品をいったい誰がおもしろいと思ってくれるのか。自分自身の自己満足の作品であれ、自分自身に正直でいるべきだ。そんな当たり前かつ真理としての考えを、改めて教授いただいた気分になりました。自戒。そして、自信をもっておもしろいと言おう――!(小声)