第6話 ミライの可能性を深堀りし過ぎた胡瓜🥒🛟

「リボーン、ミライの自分に会いに行きませんか?」


 はい。引き続き大阪万博ネタ&このエッセイのボディメイク&健康的な体作りに関係するお話でございます。


 万博のパビリオンには、ヘルスパビリオンがありまして、その中には、『カラダ測定ポッド』という物がありました。


 当日は回り切れなかったのですが、なんとJR新大阪なんかに、なんといいますか、うっすらとした記憶では、小学生の頃、学校の体験学習(多分)で、「なにかあったときの使い方ですよ」そんな感じで、「公衆電話ボックスの使い方」(最近では、ほぼ見かけませんが)なんていう授業時間があったと思うのですが、そのもう少し大きい感じのものが、『ドン』と置いてあるのです。


(※万博期間中だけですが、万博より並ばないです。よければ是非……)


 で、結構な頻度で新大阪や大阪駅の近くを、「ひゅん!」そんな勢いで通り過ぎている胡瓜🥒🛟&いつもの顔ぶれは、絶好のチャンスと、アプリをDLしておいて、(これは絶対に先にしておいてください。もたつきます)設置場所を確認し、通り過ぎるたびに、機会をうかがって、それぞれ測定していました。(なんと5分で体験できるのです。運が良ければ、そんなに時間待ちなく……1人5分計算で暗算して整列……)


 胡瓜🥒🛟は『EXPO2025 ミャクミャク ひっぱりだこ飯(予約制)』を、またも万博マスターの弟子、桃山に頼まれたついでに、ついに『カラダ測定ポッド』で、自分を測定しておりました。


「これだけ大きければ、家の体重計よりは正確にきまっている!」


 そんな感じがします。髪からお肌の調子、脳、歯、筋骨格、心血管、最終的には、カラダ測定年齢が分かる。そういう高度なシロモノです。


 🔮ゆかり「ほう……これはこれは、珍しく良い取材の予感だ……」


 キイ……そんな音をたてて、扉を開いて中に入ると、向かいにはモニターとカメラのレンズ。モニターには、あまり直視したくない。

 お肌の曲がり角、第四コーナーに差しかかろうか? そんな胡瓜🥒🛟の顔がくっきりと映っています。


「ああ、すっかり老けちゃって……せめてパックしてからくれば良かった」


 なんて思いながら、QRコードをポンと読み込ませ、なんだかんだと、カラダ測定ポッドちゃんと対決? していました。


 対決後、一番気になっていた体脂肪や筋肉量が表示されます。


***


【結果】


 ・体脂肪 26%(下がった! 多いけれど!)

 ・脂肪量 14.6㎏

 ・除脂肪量 41.6㎏

 ・筋肉量 39.1kg

 ・筋肉量判定 -2

 ・筋肉率 69.6%

 ・推定骨量 2.5㎏

 ・基礎代謝 1191kcal

 ・内臓脂肪レベル 4

 ・BMI 19.3


 ・髪の艶とかは省いてます。年相応? 素晴らしくもありませんが、特に問題はありませんでした。で、肝心の総合的なカラダ測定の年齢! 「桃山は組織年齢・20歳って言ってたのに……え?」もう白状します。取り繕っても仕方ありません。「組織年齢・68歳」でした。


「!!!」


 むろん、実年齢は、かな――り年下です。年金も「たぶん貰えないよね……」なんて言いながら、まだまだ払っています。


 その日、陰鬱な気持ちで、腐っていたわたしのところへ、ひっぱりだこ飯と、お土産を引き取りにやってきた(食べにきた?)桃山は、「え?」なんて驚いてから、わたしのスマホを寄こせとばかりに奪いとって、「もう一回行ってみれば、この肌年齢がエラー出ているし……ぷっ!」なんて言ってから、慎重に器が目的の「ミャクミャク ひっぱりだこ飯」を開封し、ひとつ貰ったわたしも、「これはいつ食べても美味しい味……」なんて言いながら、もうわたしのカラダは「遥かミライまで先走っていた……」なんて、なんだか呆然としていたのでした。


 あ、心血管などは。脳の健康度スコアは90点のAでした。


「中身はもうおばあちゃんだったんだね……わたしは二十歳(あくまでも、カラダ測定の値)だけど……」


 桃山は、そんないたわりの言葉を残して、預かっていたお土産と一緒に、「お大事に……今度、いまが狙い目のUSJ行こうね」なんて、口元をぴくぴくさせながら、言い残すと、少し誇らしげな顔で帰ってゆきました。


 書いていると、モニターが涙で見えなくなりそうですが、とにかく体脂肪除去、筋トレを頑張ります。万博終わっても、『カラダ測定ポッド』置いていて欲しいです。


 機会があれば、リベンジしたいなとは思っています。以上、現場からのリアルリポートでした。


こんな感じです。https://kakuyomu.jp/users/momeaigase/news/822139836883125415

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