第14話 泉の妖精と貴人の行き倒れ

泉の近くに大きな木があるので

そこに手紙やお菓子を置いて、


便宜上の森の泉の調査をする、

特に問題はない


自我に目覚めたばかりの怖がりの妖精が

普段は身を隠して過ごすのだが、


甘いお菓子で餌付けをされて、

単純に、『この人良い人だ!』

今までこんな経験はない!


手紙も読まず勝手にアレクの鞄に潜り込み

水属性寄りのシルフを勝手に装備する形で

連れ去ってしまう!


***


その頃、高貴な出の子供が魔法で

大型の獣、希少種のレッドベアー

普通のクマの3倍はある大きさの巨大と

戦っていた、


何十発も地属性のアーススパイク

石の槍で地面から串刺しにして、

サンダーボルトを打ち込み

魔力切れ寸前で倒すことに成功!


「やっと倒した!」

経験値を積んで強くなれたか?と

疲れ果てて気が緩んだところで

ゴブリンの襲撃に遭う、


今戦うのは得策ではないと

必至に逃げ切ったのだが、


毒矢を受けて麻痺毒で倒れ伏す!


次期に獣に見つかれば食われるというところで

アレク達が発見、見殺しもあんまりなので

意識が戻るぐらいまではと介抱


キルケーの毒消しで回復を果たすが、

精神的に疲弊しているので

一時的に連れ帰ることにした!


「森に子供1人とはおかしくないか?」

「ゴブリンの毒矢を受けたかもしれんな」


討伐はできないにしても住処の根城ぐらいは

抑えたいところだが

洞窟か集落を作っているかもしれない!


自警団や騎士団を派遣すると

予算と時間がかかり、

ゴブリンの増加具合によると村に被害が及ぶ


帰還の途中で何人かのゴブリンが

熊を引きずっているのを発見

住処だけでも特定して帰る予定を立てた!

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目隠れモブ ボタンの掛け違えで女騎士の従卒になり辺境を開発する かんがる @kanngaru

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