第2話 日常2
‥‥やべ!そろそろホームルームだ!!
ゆうご『じゃあ、そろそろ自分の教室に帰るわ』
時島『おう!遅刻すんなよ!!』
香る『バイバイ~』
ゆうごが走って自分の教室に向かう
坊主頭の先生を追い越す。
坊主の先生『おーい、廊下走んな!』
ゆうご 『すまみせん!!』
そして坊主の先生を追い越すと全力の早歩きに
変えて教室に入り席に着く。ゆうごの学校は
ホームルーム時間になったら席に着いてないと
遅刻なるのだ。
ゆうご『はぁはぁ~間に合った~セーフ』
坊主先生『ゆうご、お前ぎりだったなあと
もう少し皆勤賞を逃すとこだったぞ
気を付けろよ~‥よーし出席とるぞ』
ゆうごは呼吸を落ち着かせながら自分のクラス
メイトの友人達をさがす。
‥はぁ‥はぁ‥あれ‥あいつらまだ来てないのか‥
まあ、あいつら遅刻魔だもんな‥
そして先生か出席を取り終わろうとした時に
体を揺さぶるような大きな揺れが起きた。
坊主の先生『お前ら!机の下に入れ!!』
机を下を掴んで固定しているにも関わらず
それが意味ないかのように大きく揺れ動き
教室のドアが叩きつけているかのように
閉まってたり開いたりしていた。
しばらくすると揺れが徐々にに収まっていく。
坊主の先生『おー大きな揺れだった余震に
注意しろよ』
生徒たちが各々の返事を先生に返すと
先生は、そのまま教室を出ていく。しばらく
後にボロボロになっているメガネの顔の丸いボサボサの青年の岡坂が入ってくる。
ゆうご『どうしたの!?その怪我!?』
岡坂『さっきの揺れで買ったばかりの本を
落としそうになって庇ったらケガした。
危なかったぜ~ふぅぅ~』
ゆうご『‥‥は‥あ?‥正気か?命を優先しろよ。
本なんて最悪、買えばなんとかなる
だろ。』
岡坂『気が付いたら体動いてたんだ。』
ゆうご『‥いや、いや、そんな主人公みたいな
言っても対象が本ってどうなの?』
岡坂 『ヲタクとはそういうものだ。』
ゆうご『‥‥‥‥‥そ‥うか?どうやら僕には‥
理解‥出来ない価値観みたいだ。』
岡坂『お前もヲタクになれば分かる。
今日が発売日だんだ。これ読むため
俺は朝早く起きて時間が許す限り本屋
を駆け回たんだ。安心しろ‥読み終わった
お前にも読ましてやるから。』
ゆうご『いや、僕は、いいよ』
岡坂『そっか‥1巻から読むたいのか‥まあ、
そのもうが面白いもんな。』
ゆうご『そう意味じゃないだけどな~』
そして続々とゆうごの友人とクラスメイトの中でも友達よりのが、やって来た。まず友達の外国人の少し太めの青年のワッシャーとメガネのスリムなキノコヘアーの鈴木とクラスメイトの中でも友達よりのアイドルヲタクの差江沢である。
岡坂『よお~遅刻魔、二号、三号、四号』
鈴木『おはよう~その怪我どうした!?』
ワッシャー『坂道でパンクしたか?』
岡坂『自転車で坂道に下ってるとき
さっきの地震で本を落としそうに
なってな‥安心しろ‥本は守りきった。』
差江沢『推しのグッズなら分かるけど
本でやるのは、バカだろww』
ワッシャー『俺もヲタクだから気持ちは分からん
でもないが実際にやるのはお前だけ
だろ。』
鈴木『気、気持ちは分からなくないよ。』
ゆうご『気持ちをわかっちゃた時点で
もはやドングリの背比べなんだよな~
俺の友人は、ヲタクが多いな~』
ワッシャー『ヲタクになれば分かると思うよ?』
ゆうご『なら一生ならなくていいよ。さすがに
命より大切な物なんかないだろ。』
岡坂『人には、命を捨てても守らなくて
ならない物があるんだ。お前もヲタクに
なれば分かるよ?明日一巻もってくるよ』
ゆうご『少なくても本では断じてない!!』
‥‥そうして放課後、友人達は、駅前のカラオケに行くことになった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます