第20話 竹🎋
三国志時代は紙がまだ全然ポピュラーじゃないので、
書くと言ったら布か竹なんですが、竹簡といって要するに割り箸みてぇなサイズの竹を、こう縦に並べて、紐でくっつけ、一枚の紙のようにしたものですね、割り箸サイズの部分に文字を一行書くみたいなイメージであり、書き終わったらクルクルと丸めて卒業証書みたいに筒状にして収める、そんな感じなのですが、
竹簡見るたびに竹簡作るの手間かかるよなあ……
じゃああれか? 竹簡職人っつうのがいるのか? まあいるんだろうな でもこんなに竹簡ばっかりの世界観じゃ竹簡職人無茶苦茶儲けるやろ 古代中国に生まれ変わるなら私は竹簡職人になりたいわ 少なくとも自分が生きてるうちは永遠に需要あるやろ 竹簡職人になって私は豪邸建てるわ などと朝四時起きの変なテンションで考えていたんですが、まあ竹簡の需要も凄かっただろうけど、おめーこんだけ竹使うってことはどんだけ竹必要なんだよ……
こんなんじゃ絶対竹林山ほどないと中国大陸全土で賄いきれんやろ……
ん!?
竹……
確かに中国に竹林多いな
何かと竹林だな!?
ん!?
竹……
竹といえば笹……
笹……笹と言えばパンダ……
パンダと言えば中国……
パンダ……!?
パンダおまえどっから出て来たんだと思ったら……竹簡からか!!!!!
竹簡文化が栄えたからこそのパンダかああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!✨✨
って竹とパンダの関係性を完全に捉えました
中国にパンダがいるのは竹が多いからです(大雑把)🐼
やはり早起きは三文の得やな
早朝は頭がよく回ってどうでもいい真理にも突如辿り着ける✨
更にどうでもいいこと書くけど、
古代中国の竹簡などといって出て来るやつは大抵美しい字ばかりだったがあの時代の「ヘタクソな字のやつ」とかたまに見たくてたまらなくなりますよね
全ての人が読み書き出来た時代ではないので、文字は知恵者や庶民外のものだったと思うけど、やはり「文字が上手くなるまで練習」とかはしてたはずなのでヘタクソな文字で書かれた竹簡とかあったはずなんすよね そういういわゆる書き損じた竹簡とかどうしてたんですかねぇ 炭代わりに燃やしてたんすかね 燃やしたらものすご弾け飛んで危ないと思うけど、そんなにヘタクソな字で書かれた竹簡とか残ってても再利用できないし、溜めても膨大な数になってしまうから、燃やしていたんだろうな……竹簡ってものすごかさばるもんな
一人くらい「あいつ地位高いけど文字ヘタクソやな」みたいな人いなかったんだろうか そういう人の竹簡の文字をたまに無性に読んでみたくなる
陸遜絶対文字上手かっただろうな
なんでも出来るからな陸遜は!✨
優秀だからな!✨ そして日々自分を研鑽してるからな!
上手い方の字とか勉強して上手い字書けるようになったんだろうな!
陸遜絶対文字綺麗だろうな!!✨
陸遜の字が見たいです 見せてくれ 今すぐ見せてくれ
文字は人柄出る 見たい
あと何の根拠もないけど周瑜 殺人的に上手い字書きそうなとこがいい
孫策は一番最初はまあまあの字で書いて来るけど竹簡の最後の方はもう「字書くの飽きました」みたいな空気が滲み出て全くもはや最初と違う字書いてそうなとこが可愛い
甘寧は字読めるけど書かなそう 書きたい時は部下に書かせてそう
自分の名前くらいは書くかもしれない なんかめっちゃ自分の名前デカそう
「甘 興覇」
って竹簡6本分くらい使って書きそう
多分「覇」の字気に入ってそう
司馬仲達さんはどんな私信書く人だったんでしょうね 知りたい……。
司馬懿はかなり印象差が出る人なのよね 慎重で重厚感ある経歴なので、滅多に激しない穏やかな人柄、いわゆる狸親父みたいなイメージともとれるし、能ある鷹は爪を隠すの感じで、滅多に自分の我を表に出さないからこそ、狡猾で冷徹な人柄ともイメージ出来る
ただ「文字」と「文章」はまた違うので、
司馬懿の場合、親しい人間に送った私信とか見れば人柄どんな感じだったのか分かりそう
司馬さんがどの程度のギャグに笑ってくれる人だったのか知りたいものである
でもさぁ……。
これは日本の昔もそうだけど、
要するにこういう、携帯とかなく、滅多に会えない人多い時代、
会えない代わりに文を書いてたわけじゃない。
だとしたら、そういう気持ちで「あの人からの手紙だっ!✨」って待ってた人にとっては、そこに書かれた「文字」にはその人の顔も思い浮かんで、文字を見るだけで愛しかったり、するんだろうなぁ……って思ったりします
ある意味、
文字が
その人の顔写真、のようなものだったんだろうなあって。
大好きな人がいたら、
多分そういう時代の人はその人の字まで愛しいと思ったんでしょうな
いいですねえ……🥰✨
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