ガザ重低音

@shinodake

ガザ重低音

アイスティー紙ナプキンの湿り気よ クーラーのカフェが私の繭だ

灼熱の日本の小さな祭り見るガザの気温を気にもしている

クラクション スタバが灼けた匂いする 会いたい人はいつもズレてる

中空に浮いたまんまの影法師汗ばんだ手は子など掴めぬ

ガザからの声ガザへゆく声声声夏空ひりつく私の一人

途切れない飢えの流星散る花火ミルクの河は誰にも届かぬ

優しさは一切れの梨で今はない 今昔の果てに干からびた蝉

離婚後は帰省ラッシュの人群れに流されつつも 帰る里 なし

炙り焼く魚煙たさ鼻こする鳴りやまぬのはガザ重低音

明日が死ぬ絶叫途絶え偏西風 平凡な思想私の繭だ

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