だんだんと好きになってきました

私、気づいてしまったんです!


幼稚園に行っている時はお相撲が見れないと!!!


結果がわからない!そんな時、私はある方法を思いつきました。おばあちゃんがいるじゃんと。


そして、私が幼稚園に行っている間、おばあちゃんはせっせと力士の名前を書いては勝敗を書いていき、幼稚園から帰ってきた私に結果を見せてくれました。でも、幼稚園生に漢字やひらがなを見せても誰が誰だかわかりませんよね。


でも私は、なんかわかった気がするのと、それを見るのが楽しかったのでお願いし続けました。これは、私が小学校の四年生ぐらいになるまで続いたそうです。おばあちゃんごめんね、、


幼稚園でお相撲を見ている子なんてなかなかいないし、みんなプリキュアとか仮面ライダーを見ていたんです。なかなか話についていけなくってちょっと悲しかったんですけど、その頃にはもう結構お相撲が好きになっていたんです。


はじめはただじいっと見ていただけだったんですけど、だんだんと顔を覚えてきて漢字もうっすら見分けがつくようになり、知ってる人が出てきたらそのひとを応援するって感じでお相撲を見るようになっていました。


それで見るようになってある時、すごい私の中で白熱した試合があったんです。どんな試合だったかは覚えてないんですけど、なんかすごくて楽しかったんです。それから私はその力士さんが出てきた試合は必ず応援するようになりました。


その力士が今の私の推しです。推しが誕生した瞬間なのに覚えてないなんて結構いい加減ですよね、でも、推しを作る瞬間なんて覚えてなくても普通だと思うんです。なんか推しになってたっていうのが1番推しやすくって気持ちも楽だと思います。

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