第14話 ばくろする
トライアノスの激闘から一夜明け、戦場となった屋敷には、昨日の出来事がまるで嘘だったかのように静寂が訪れていた。
その庭のコートに残された最後のショットの跡を、イラルギは一人、じっと見つめていた。そこに刻まれた勝敗を分けた証が、彼女の胸に暗い影を落とす。
勝負に悔いはない。ただ、もし次の作戦で仲間が犠牲になることがあれば、ここで勝てなかったことが、きっと──
その予感が、じわりとイラルギを締め付けていく。
しかし、その拘束を解くように、イラルギの背からそっと手が伸びた。左肩に触れたのはキュンティア、そして右からはアタエギナが、ぽんっと優しく肩を叩いた。
次の作戦は、こんなゲームでは収まらない命のやり取りとなる。だけど……、たとえどうなったとしても、一人で全てを背負う必要はない。
何も言葉はなくとも、三人のその姿がそう語っていた。
──だが、その前にやらねばならない事がある。
昨日の勝負をチャラにはできない。そんな真似をすれば、きっと勇者たちは黙っていないだろう。こちらの正体こそまだ知られてはいないが、彼らとの関係が拗れれば、次の作戦に悪影響が出る。それに、イシュチェル様のご機嫌を損ねることにもなりかねない。
なにより、それは仲間の死闘を侮辱する行為なのだから……。
予定通り、勇者たちは今日、勝者の望みを叶えるために再び顔を見せに来る。そんな彼らを迎えるため、三人は淡々と準備を始めた。
だがそれは、あくまで自然なもてなしを装い、決して警戒されぬよう取り繕った友好の場。その裏では、イシュチェル奪還作戦が、ひそやかに進行していた。
その計画を遂行する上で、先日のトライアノスとの勝負は、決して無駄ではなかった。あの戦いを通じて、勇者たちの戦術的な傾向や、互いの信頼関係を読み解く手がかりが得られた。
だが、まだ見えていないものがある。そしてそれこそが、次なる作戦の成否を左右する鍵となる。足りないピースを埋めるために、この「もてなし」には、表の顔以上に重い「本当の目的」があった。
●○●○●
それから間もなくして、勇者たちは姿を現した。
彼らはまるで旧友にでも会うかのように、親しげにイラルギたちへと歩み寄る。中でも、昨日実際に戦ったトリウィアとロナは、それぞれの対戦相手に対し、とても興味を持っていた。
「あれほどの素晴らしい技をお持ちの方と、こんな場所で巡り会えるなんて……、本当に光栄です。」
もてなしを受けながらロナはそう語り、その声には疑いの影は微塵もなかった。むしろ、純粋な敬意が向けられていた。
「あなた方、一般の方……ではありませんわよね? 軍属の方か、それとも魔法関連のご職業かしら?」
三人の実力を評価して、セレーネが無邪気な好奇心から問いかける。だがその真っすぐな質問に、イラルギたちは一瞬、答えに窮した。
当然、イラルギたちは馬鹿正直にそれに応えるわけにはいかない。かといって不用意な返答は綻びを生み、自分たちの素性が怪しまれる原因となる。
少しの緊張が場を包みかけたそのとき、アタエギナが軽く肩をすくめて口を開いた。
『──まっ、当然そう思うわな。実は……、ウチら三人は、とある高名な魔法使いの弟子でね。
アンタたちが勇者だから特別に教えるケド……、実は今も秘密の任務を負っているのさ。』
それは即興とは思えないほど自然で、状況にぴたりとはまった作り話だった。実力の理由付けにもなり、さらにこれ以上の詮索をさせないようにうまく仕向けたものだった。
「なるほど……。それでお二人は、お顔を隠されているのですね?」
トリウィアが仮面に目を向け、腑に落ちたように微笑む。
その笑顔は三人に生まれた緊張をほぐすが、心の奥では、微かに冷たいものを残していた。
言葉一つ、表情一つで、今の平和的な均衡はあっけなく崩れ去る──そんな薄氷の上に立っている感覚を、三人は一瞬たりとも緩むことなく抱いていた。
そしてしばらくの談笑のあと、今日の本題へと話題を移した。
勇者たち勝者の報酬は、トリウィアにキュンティアの魔乳の作り方を教えること。
思えばそれは、キュンティアたちがここまで追い込まれることになった、すべての元凶とも言えるものだった。
キュンティアはそれに囚われるあまり、本来は忌むべき敵であるはずのトリウィアに対し、いくつもの過ちを重ねてしまっていた。その自責に押しつぶされそうになりながらも、それでも彼女は仲間の支えによって立ち上がった。
そして今、彼女の内に渦巻いていた言葉では言い表せない複雑な感情は、トライアノスの死闘を経て、ついには感情をも超えたものへと昇華されていた。
『──まず、魔力で物を模ることをイメージした時、強固に固めるのは比較的容易よね。
でも、そこに柔らかさを求めると、途端に難しくなる……。
私は、魔力の元となる魔素同士をバネのように柔軟に繋げるイメージで制御しているけど─…』
キュンティアの講義は、その本来の目的とは裏腹に、驚くほど論理的で真面目な内容だった。トリウィアもそれに応えるように、終始真剣な姿勢で取り組んでいた。
もっとも、魔力操作という分野は、もともと個人の資質による差が出やすい。とりわけ、細やかな制御や、曲線を帯びた美しいデザインといった繊細さは、トリウィアの得意とするものではなかった。
「──っ! ダメッ! 全然ダメッ! やっぱり私には才能なんてない……!」
何度も教えに従って挑戦を繰り返したものの、トリウィアはどうしても納得のいく成果を出せなかった。ついには、思わず弱音が口をついて出る。
だが、その早すぎる諦めを責める者は誰もいなかった。実際、それほどまでに、彼女の試みは見るも無惨な出来栄えだったからだ。
本来ならば、滑らかな膨らみをみせる曲線は醜く歪み、自信の無さをそのまま映したかのように、線は激しく波打っている。まるで、年端も行かぬ子供が書いた絵のように、それは無秩序で調和の無い作品だった。
何も知らずこれを見た者に、これが何かと問うても、正解に辿り着ける者は誰もいないだろう。そう確信させるものだった……。
『──……。よいモデルがあると良いのかしら……。』
キュンティアはため息まじりに呟いた。トリウィアの自尊心を傷つけないよう、慎重に言葉を選びながら、改善の糸口を探る。
その言葉をきっかけに、自然とこの場の皆の視線は、言葉もなくお互いの様子をうかがうように泳ぎ出す。
そして数秒後、各々の格付けが終わると、自然と皆の視線は一人の胸元に集まっていた。
『──アン?』 この中で一番美しい胸を持つものは、皆の視線を浴び怪訝な顔を浮かべた。
そもそも、トリウィアが一目惚れしたキュンティアの魔力乳は、アタエギナをモデルにして形作られていた。完璧な均整の取れたその胸は、まさに至高の芸術品とも言うべき美しさである。
『モデルって言ってもなあ……これに、そんな価値があるとは思えねぇけど。』
しかし当の本人は、そんな価値にまったく気づいていない様子だった。
『─…けどまあ、頼まれちゃ仕方ねぇな。……ほらよ。』
そう言ってアタエギナは、惜しげもなく胸元をさらけ出した。
それを目にしたトリウィアと仲間の二人は、本来の目的すら忘れ、思わずため息まじりの感嘆を漏らした……。
屋敷の中でそのようなことが繰り広げられている中、イシュチェルと勇者は、庭でトライアノスに興じていた。
勝者の望みを何にするか決めた際──、
「イシュチェルちゃんにはつまらないことだから、ノクスと一緒に外で遊んでいた方がいいわ、きっと。」
──と、具体的な内容を言わず、それから遠ざけるように誘導された。
そのわざとらしい言い方に、勇者も色々察し、深入りせずに言われた通り、イシュチェルの相手をしていた。気にならないと言ったら嘘になるが、「盗み見で命を落とすのは割に合わない」とノクスは思った。
「いっくよ〜〜っ!」
イシュチェルが声を上げるや否や、昨日の試合をなぞるように、全力の一打が放たれる。彼女の打ち込む球は、膨大な魔力を纏って軌道をねじ曲げ、まるで天を翔ける竜のように蛇行しながらノクスの陣地へ襲いかかった。
ノクスは一瞬で落下地点を見切り、素早くそこへ駆け込むと、尋常ならざる威力を秘めた打球を、全身の力で叩き返す。技も策もない。ただ純粋な勇者としての力だけで、その竜撃を真正面から跳ね返した。
返された木球を、イシュチェルもすかさず応じる。二人の力を帯びたその打球に、負けじと打ち込んだ一打は、閃光のごとき速度と威力を持っていた。常人なら一瞬で視界から消える球筋を、ノクスはまるで行き先を予知していたかのように、迷いなく迎え撃つ。
力と力のぶつかり合い。
二人の放つ打球は、もはや競技の域を超え、光の矢となって空を裂く。球は一瞬で軌道を描き、二人の間を雷光のように往復する。
常識を超えた速度、力、反応。それでも互いに一歩も譲らず、淡々と、異次元のラリーを続けていた──。
その光景を、キュンティアは呆然と見つめていた。
やる気を取り戻し、すっかり盛り上がっているトリウィアたちを、アタエギナとイラルギに任せ、自身はひとり外の二人の様子をうかがいに庭へ出てきた。だが、そこで目にしたものは、想像を遥かに超える壮絶な試合だった。
自分にはまったく手も足も出なかったイシュチェルの打球を、勇者は押し負けることなく打ち返している。その光景をまざまざと見せつけられ、キュンティアは改めて、勇者とまともに正面から戦っては勝てない、と痛感する。
それでもキュンティアは、二人の気が済むまで見届けていた。それは、勇者の戦術を見極め、戦いに備えるためではない。
──今日、彼らをここへ招いた「本当の目的」を果たすため。そのためには一度、勇者にも接触しておく必要があったのだ。
しばらくして、二人の非公式試合はノクスの手加減という形で幕を閉じた。それは、いくらなんでも、まだ子供のイシュチェルに対して、勇者の本気の力をぶつけるわけにはいかない、という明らかな配慮だった。
それでも、互いに相当な力で打ち合った二人は、満足した様子でコートを後にした。
『イシュチェルちゃん、おめでとう。はい、あなたもどうぞ。』
キュンティアは、冷たい飲み物で二人を迎える。
「ありがと~っ!」
イシュチェルは勝利の余韻に浸りながら、弾けるような笑顔でそれを受け取った。
「ありがとうございます。──向こうは、もういいんですか?」
ノクスも礼で応えながら、あちらでやっていたことに気遣いを見せた。
『ええ。あとはトリウィアさんの頑張り次第かしら? 時間はかかるかもしれないけど……。』
イシュチェルを挟んで、キュンティアは自然な会話に努める。決して怪しまれることなく、勇者から重要な情報を引き出すために──。
『それにしても──、勇者様もあんな可愛らしい方たちと、旅の日々を共に生活していたら、とても華やかでしょうね。』
キュンティアは微笑みながら、勇者たちの日常に迫る話を振った。
「ええ。楽しいばかりではないですが……、仲間がいるのは救いになります。」
ノクスは同意しながらも、その仲間に対する言及は、対外的に整えた言葉に留めている。それはキュンティアを信用していないという事ではなく、ただそれ以上に深いところを話すのは、気恥ずかしいというだけの事だった。
だが、キュンティアが求めているのは正に、そこだった。
キュンティアは一度、小さく頷き、飲み物を傾ける。そして、わずかに視線を逸らすようにして、しっとりと言葉を繋げた。
『でも──、旅先の宿で、年頃の男女が寝起きを共にされているのですよね?』
キュンティアの踏み込んだ発言に、ノクスは少し驚く。
「……そう、です…ね。当然、仕切りはありますよ? もし、それから出ようものなら、何をされるか……。」
その質問に答えながら、冗談めかしてはぐらかす。
『でも特定の方と、良い関係になったりしませんの?』
しかし、キュンティアも真意を隠しつつ、悪戯っぽくさらに踏み込んでノクスを追い詰める。
その問いに、ノクスはわずかに言葉を詰まらせた。目を逸らすように、手元の飲み物に視線を落とす。
「……どうでしょう。そんな余裕なんて、とてもないので……。」
少なくとも三人は、勇者に対して、明らかに特別な感情を抱いている。サキュバスであるキュンティアの目に、それはもうはっきりと映っていた。
にもかかわらず、その中心にいる当の勇者本人が、それにまったく気づいていないとすれば――、それはもはや、男として……いや、人として、とんだ欠陥品だ。
勇者としてあれほどの力を持ちながら、心の機微にはまるで鈍感。あるいは、人の気持ちに正面から向かい合うことのできない、勇者とは名ばかりの弱虫。
もし、そんな意気地なしのノンデリ勇者が実在するというのなら、それはキュンティアにとっては実に都合がいい。
恋にも、絆にも鈍感で、ただ蛮勇を振るい突き進む──それはなんと、操りやすい英雄だろう。
だが──、さすがに、そこまで都合よく壊れているわけがない。いくらなんでも、それは理想的過ぎて非現実的な仮定でしかなかった。
キュンティアは静かにため息をついた。そして、目の前の勇者をもう一度見やる。彼女はまだ、勇者の真実の姿を探り切れないでいた……。
『─…あら、それはもったいない、お若いのに。』
真意を押し込めて、キュンティアは微笑みながらも、それを探るためさらに半歩踏み込む。
『今日のトリウィアさんも、一体誰のために、あそこまで頑張っているのでしょうね。』
その言葉に、ノクスはごくわずかに眉を動かしたが、表情までは崩さなかった。
「彼女とは、戦友として一緒にいるだけです。……気心は知れていますが、それ以上では。」
そこには、キュンティアでなくとも分かる嘘があった。それを暴くためさらに踏み込む。
『それでも、見目麗しい三方を前に、意識してしまうことはあるのでは?』
明らかに踏み込み過ぎた質問だが、目の前の問いに狼狽える勇者には、そこまでもう気が回らなかった。
「……いや、本当に……、そういう話になったことは……。」
煮え切らない勇者の態度に、もしや、という疑念がキュンティアに生まれる。そして、それを確かめるため、彼女のサキュバスの本性が牙を剥く。
『フフフ……、誠実でいらっしゃるのですね。ではまだ、”誰とも”……、なのかしら?』
その声色は艶めいて、無邪気な笑みの口元は甘く濡れる。だがその瞳の奥では、わずかな表情の揺れさえ見逃すまいと、妖光が静かに揺らめいていた。
「…………。─…まあ、そういうことにしておきます。」
ノクスはひと呼吸おいて、どこか困ったように、曖昧な言葉でその場をかわそうとした。
しかしその態度は、キュンティアから見たらあまりに幼い虚勢。未熟な童子のただの強がりでしかなかった。
「ノクスはねぇ~、みんなといちゃらぶしてるんだよ~?」
唐突に、イシュチェルが割って入ってきた。その無邪気な暴露に、ノクスはたちまち顔を真っ赤にし、視線を逸らす。
『あらあら、そうなのね。それはそれは……。』
それを聞いたキュンティアは微笑みながらも、ノクスから漂う気配を見逃さず、彼への疑念を深くしていくのだった。
キュンティアたちが今日、勇者たちを招き入れた本当の目的――それは、勇者ノクスの弱点を探りつつ、それを利用し、彼を仲間たちから孤立させる事にあった。
先日の試合を通じて、彼女たちは勇者一行の人間関係をある程度把握していた。
そして今日さらに探りを入れて、もし勇者と恋仲の相手がいると分かったなら、それは利用できる絶好の材料となるはずだった。
具体的には、キュンティアがその相手に姿を変え、巧みに振る舞い、関係を破壊することで、勇者を混乱させる。あるいは、逆に勇者へ変化し、その相手を裏切るような行為をする。
そこから生まれる不信と、不和は彼の孤立を招き、勇者としての判断力と行動力を鈍らせる。
これが、イラルギが立案したイシュチェル奪還作戦――その第一段階だった。
だが、キュンティアは勇者とのやり取りで、もっと確実で簡単に済ませる方法をみつけた。
それは、元々は作戦から除外していた方法だった。勇者としての備えとして、その対策をしているはずだし、何より、それをしてしまうと、隠しているキュンティアの正体に勇者が気付く可能性が高い。試みに対して危険が高く、やるだけ無駄だと考えていた。
しかし、今目の前にいる勇者は、色恋の話に動揺の色を隠せず、視線も逸らしている。理性も警戒心も揺らいでいる今この瞬間ならば、どれだけでも誤魔化しが効くように思われた。
ならば、実行する価値はある。そう判断したキュンティアは、密やかに人差し指を勇者に向け、唇を開いた。
”ψ♃wΔ✔ϞǪ¥¥Σxcdψ”
その声は、耳ではなく脳髄の奥に直接信号となって流れ込んだ。
普通の人間ならば、対抗策を予め講じておかなければ、防ぎようのない精神攻撃。勇者であるならば、対抗出来て当然なのだが、キュンティアの声は、甘く、優しく、心地よい愛撫のように、ノクスの脳を揺らすことに成功した。
操られた精神は、胸の奥を疼かせる。目を伏せていたはずのノクスの瞳が、吸い寄せられるようにキュンティアの方へ向けられる。
彼の瞳には、彼女の姿はまるで夢霧に包まれた精霊の女王のような、現実を忘れた美しさをまとって映る。その輪郭は柔らかく霞み、髪の揺れ、まばたき、唇の湿り──そのすべてが艶めいて、愛おしく心に絡みつく。
(……なんだ、これ……。)
頭に疑問は浮かぶが、すぐに意識の中へ霧散していく。思考は鈍り、胸の高鳴りばかりが強くなる。
キュンティアの微笑ひとつで、ノクスの鼓動が跳ね上がった。呼吸が浅くなり、喉が渇く。
最後に残る理性が何かを警告していたが、それすらも遠ざかる。彼女の存在が、容易にそれを上書きしていく。
ただ、見つめていたい。声を聞きたい。触れて、確かめたい。そんな、勇者にあるまじき衝動が、じわじわと心の中心を汚染していった。
キュンティアの指先がそっと下ろされると同時に、彼女は穏やかな声で囁いた。
『──最初からこうしておけばよかった……。』
それは、これまでの彼女たちの苦労に対して余りにあっけなく、勇者はいとも簡単に
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