暗殺者×吸血鬼×工場勤務という前代未聞の設定なのに、読んでみると王道ラブコメの面白さがぎっしり詰まっている。夜は冷酷な暗殺者なのに、好きな人の前では赤面して変な声を出しちゃう主人公が可愛すぎ。相手の男性の鈍感ぶりも絶妙で、主人公の一人相撲っぷりに思わずニヤニヤしてしまう。日常パートと裏稼業パートのギャップ、そして恋愛脳になった時とのギャップが三重に効いてて、こんな設定でここまで萌えさせられるとは。設定だけ見ると突拍子もないのに、読めば納得のクオリティ。