昨今中々見ない純文学に近い独特の文体。色彩感覚、表現もweb小説ではお目にかかれない、自分の世界を全力でぶつけるタイプのお話。太宰治、中原中也が好きという作者様のプロフィールを見て納得しました。反面読み手にも理解力や感性が要求されるため、確かに万人受けは難しいかもしれない!でも、一部の人には間違いなく刺さる!!そして色濃く影響を残す!!そんな作品だと感じました。作者様の受験が無事に終わって、更新が再開されることが楽しみですね!
とても素晴らしい神作品です。是非読んでください!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(157文字)
世界観が美しく、ビジュアルで浮かびました。続きが楽しみです。
文章の透明感と、言葉が表す鮮明な情景。想像したこともない、右も左もわからない世界観の中で、確かな表現は、手燭一つで闇の中に立つように足元を照らします。そこから少しずつ見えていく世界の様子が、不安と憧憬を孕み、一歩、また一歩と踏み出したくなる魅力に惹き込まれました。 何度も読み返したくなる、独特な表現の数々にもご注目ください。 高校生とのこと。末恐ろしいです。