人間惨歌 時々 人間賛歌
不知川黄泉人
人間惨歌 若しくは 人間賛歌
俗物の 視野狭窄な 妄信が ドブの水さえ お神酒と崇め
上流で 汚物を流す その下流 情報弱者 喜々沐浴す
清濁を 併せて呑んだ つもりでも 気づけば濁が 臓腑蝕み
皮肉かな 利権まみれの 老害が かつて誰より 改革の旗手
その害が 既得権益 守るため 或る隔たりを なくすわけなく
実るほど ふんぞりかえる 自尊心 歪に誇大 切除もできぬ
世の中の どこに平らが あるのやら 凹凸だらけ それが現実
いたずらに 踏みにじられし 日常を されど焦土に また種を蒔く
世界中 拡がる縁 紡がれる 数多固有の 物語達
人に触れ 人知り想う 人間の 愚かさそして 愛おしさを
人間惨歌 時々 人間賛歌 不知川黄泉人 @cha-no
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