011 第10話:不穏な登校

 翌朝、デヴォラントは神崎優として私立聖蹟中学校に向かった。


 登校時刻は午前8時30分。優の記憶によれば、いつも一人で歩く通学路だった。クラスメイトと一緒に登校することはなく、また家族が送迎してくれることもない。完全に孤立した存在として、学校生活を送っていた。


 電車の中で、デヴォラントは今日の方針を確認していた。


 第一の目的は、いじめグループとの接触による優の残留思念の反応を確認すること。第二の目的は、彼らの現在の状況と性格を直接観察し、今後の対処方法を決定すること。


 この残留思念という問題は、デヴォラントにとって予想外の障害だった。これまで捕食した10人の記憶には、これほど強い感情的な残滓はなかった。中国特殊部隊の兵士たちや研究者たちの記憶は、もっと整理されていて、統制が取れていた。


 しかし神崎優の場合、死ぬ直前まで抱いていた絶望と恐怖の感情が、記憶の奥底に深く刻まれている。特にいじめグループに関する記憶は、極めて強い感情的反応を伴っていた。


 このままでは、戦略的な判断を下す際に感情的なノイズが混入してしまう。それは致命的な弱点となる可能性がある。


 解決方法は明確だった。残留思念の原因となっている要素を根本的に除去すること。つまり、いじめグループの完全な排除。


 これは復讐ではない。単なる障害の除去だ。


 デヴォラントが上位の存在として活動するためには、こうした雑音は完全に排除する必要がある。より高次の目標――社会の頂点への登攀――のための、必要不可欠な前処理に過ぎない。


 私立聖蹟中学校は、予想通り立派な建物だった。


 3階建ての校舎は近代的な設計で、広い敷地には体育館や運動場も整備されている。私立校らしい、行き届いた設備と環境。優の父親が高額な学費を支払っているだけのことはある。


 しかし、優にとってこの学校は地獄だった。美しい校舎も、充実した設備も、彼にとっては苦痛の舞台でしかなかった。


 校門をくぐると、優の残留思念が反応を示した。


 (嫌だ…また始まる…なんで僕だけ…)


 煩わしい感情の波が、デヴォラントの意識を揺らした。冷静な分析を妨害する雑音。これこそが除去すべき対象だった。


 廊下を歩いていると、他の生徒たちの視線を感じた。優に対する視線は、同情、軽蔑、無関心が入り混じったものだった。いじめの対象として認識されている者への、典型的な反応。


 2年B組の教室に到着した。


 教室内は既に多くの生徒で賑わっていた。友人同士での談笑、宿題の確認、部活動の話題。青春らしい光景が広がっている。


 しかし、デヴォラント――優――が入室すると、微妙な変化が起きた。


 会話の音量が下がり、視線がちらちらと向けられる。そして、教室の一角にいる3人の生徒に、明らかな緊張が走った。


 蛇島 龍牙へびしま りゅうが猪俣 翔真いのまた しょうま鰐淵 美桜わにぶち みお


 いじめグループの3人だった。


 その瞬間、優の残留思念が激しく反応した。


 (やめて!もう許して!なんで僕だけ!僕が何をしたって言うの!)


 激烈な恐怖と屈辱の感情が、デヴォラントの思考を襲った。理性的な分析を阻害する、感情的な大波。これまで経験したことのない混乱だった。


 デヴォラントは内心で苛立ちを覚えた。


 こんな雑音では、冷静な戦略立案など不可能だ。この障害を一刻も早く除去する必要がある。


 蛇島龍牙が最初に気づいた。


 身長は175センチ程度で、中学生にしては大柄な体格。15歳で1年遅れということもあり、他の生徒よりも威圧感がある。顔立ちは整っているが、目つきに狡猾さが宿っていた。


 優の記憶によれば、龍牙の父親は地元の有力者で、建設会社を経営している。さらに半グレ集団「BLACK WOLVES」との繋がりもあるという。つまり、学校内だけでなく、社会的な権力も背景に持っている人物だった。


「おい、神崎が来やがったじゃねぇか」


 龍牙の粗暴な声が教室に響いた。その声に、教室内の空気が一層緊張した。他の生徒たちは、これから始まるであろう「いじめ」を予感し、距離を置こうとしている。


 猪俣翔真が龍牙の隣に立った。


 身長は170センチ程度で、筋肉質な体型。運動部に所属しているらしく、身体能力には自信があるようだ。顔つきは単純そうで、龍牙に従順な印象を与える。


 優の記憶によれば、翔真はシングルマザーの家庭で育っており、家庭環境に関して何らかのコンプレックスを抱いているようだった。その鬱憤を優への暴力で発散している側面があった。


「よぉ神崎君、昨日はサボりかい?」


 翔真の口調には嫌味が込められている。表面的には丁寧な言葉遣いだが、その裏に悪意が潜んでいる。


 鰐淵美桜も近づいてきた。


 身長は160センチ程度で、確かに容姿は整っている。しかし、その美しさの裏に陰湿さが潜んでいることを、デヴォラントは見抜いていた。


 優の記憶によれば、美桜は表面的には人気者だが、実際には嫉妬深く、自分より弱い立場の者を見下すことで優越感を得ている人物だった。優に対する嫌がらせも、そうした心理の表れだった。


「おはよー、神崎ぃ」


 美桜が軽い調子で挨拶した。しかし、その笑顔には明らかな悪意が込められている。


 優の残留思念が再び激しく反応した。


 (また始まる…なんで僕だけ…なんで…)


 デヴォラントは冷静さを保とうとしたが、感情的な雑音が思考を阻害する。この状況では、適切な判断を下すことができない。


 一刻も早く、この障害を除去する必要がある。


「ああ」


 デヴォラントは短く答えた。優らしいおどおどした反応ではなく、より直接的で冷静な返答。


 しかし、内心では既に彼らの処理方法を検討し始めていた。この3人を効率的に排除するための手順を分析している。


 龍牙が一歩近づいてきた。


「昨日はどこに行ってたんだ?」


 龍牙の問いかけには、明らかな威圧感が込められていた。優の行動を監視し、支配しようとする意図が見え透いている。


 (嘘をつかないと…でも嘘がバレたら…もっとひどいことされる…)


 優の残留思念が混乱を示している。この感情的な動揺が、デヴォラントの判断を狂わせようとしていた。


「体調が悪かった」


 デヴォラントは簡潔に答えた。優らしい弱々しさは微塵もない、素っ気ない返答だった。


「あぁ? なんだその態度は!」


 龍牙の眉がひそめられた。これまでの優の反応とは明らかに異なる対応に、違和感を覚えているようだった。


 翔真も気づいた。


「神崎君、何だか随分と偉そうじゃないか」


 その指摘は的確だった。デヴォラントの態度は、これまでの優とは明らかに異なっていた。


「そうかもな」


 デヴォラントは淡々と答えた。反論も謝罪もしない、冷静な対応。


 美桜が眉をひそめた。


「なーに、神崎って急にイキッてんの?」


 美桜の軽い口調とは裏腹に、その表情には困惑が浮かんでいた。


 龍牙が一歩近づいた。


「てめぇ、今日は態度がおかしいんじゃねぇか?」


 威嚇するような声だったが、デヴォラントは微動だにしなかった。


 ホームルームが始まると、3人は自分の席に戻った。


 デヴォラントも優の席に座りながら、具体的な対処法を検討し続けた。


 彼らの性格、攻撃手法、そして何より、物理的な威圧では本質的な解決にならないことが確認できた。


 より知的で効果的な手法を用いて、彼らを段階的に処理していく必要がある。


 優の残留思念という煩わしい障害を完全に除去し、デヴォラント本来の能力を最大限に発揮する。


 これは復讐ではない。より高次の目標への、必要不可欠な準備段階だ。




◇◇◇




 午前中の授業が終わると、昼休みになった。


 他の生徒たちは友人同士でグループを作り、楽しそうに昼食を取っている。しかし、優にはそうした友人はいない。いつものように、一人で弁当を食べることになる。


 デヴォラントは優の席で、神崎家の家政婦が作った弁当を開いた。


 高級な食材を使った、栄養バランスの良い昼食だった。見た目も美しく、味も申し分ない。しかし、優にとってはそれも孤独感を深める要因の一つだった。手作りの温かさではなく、金で買われた豪華さ。


 一人で食事を取りながら、デヴォラントは周囲の観察を続けた。


 いじめグループの3人は、それぞれ異なるグループで昼食を取っている。龍牙は男子生徒数人と、翔真は体育系の仲間と、美桜は女子生徒のグループと。


 彼らの交友関係を詳しく観察することで、攻撃戦略をより精密化できる。


 特に美桜の女子グループでの立ち位置に注目した。彼女は明らかにグループの中心的存在で、他の女子生徒たちは美桜の発言に同調している。つまり、美桜が孤立すれば、そのグループ全体の力が変化する。


 そのグループ内での関係性、力関係、秘密の共有状況。これらすべてを分析し、美桜を効率的に孤立させる方法を検討する必要がある。


 また、翔真の体育系グループでの位置づけも重要だった。彼は体力的には優秀だが、知的な面では劣っている。グループ内でも、どちらかと言えば従属的な立場にあるようだった。


 つまり、翔真を標的にする際は、体育系グループ全体との関係も考慮する必要がある。彼を孤立させることで、そのグループからも排除されるよう誘導できれば効果的だ。


 龍牙の男子グループは最も複雑だった。彼は明らかにリーダー格で、他の生徒たちは彼の影響力を恐れている。しかし、同時に彼の父親の社会的地位を利用した威圧もあるようだった。


 つまり、龍牙の社会的基盤を破壊すれば、このグループ内での立場も自動的に失われる。最も効果的な攻撃は、やはり父親の建設会社を標的にすることだった。


 昼休みの終わりに、美桜がデヴォラント――優――に近づいてきた。


「神崎ぃ、一人で食べてんのね」


 美桜の軽い口調には、同情を装った軽蔑が込められている。


「あんたって友達作らないの? 一人だと寂しくない?」


 その提案は、表面的には親切だが、実際には優の孤立状況を揶揄している。しかも、周囲の生徒たちが聞いている中でこうした発言をすることで、優の惨めさを公然と晒している。


 優の残留思念が反応した。


 (また馬鹿にされてる…みんなに聞こえるように…恥ずかしい…)


 その感情的動揺が、デヴォラントの冷静さを妨害する。


 しかし、同時にデヴォラントは重要な情報を得ていた。美桜の攻撃手法、使用する言葉の選び方、周囲への影響を計算した行動パターン。


 これらすべてが、美桜を効果的に攻撃するための情報として活用できる。


「別に」


 デヴォラントは短く答えた。


 美桜は困惑したような表情を見せた。これまでの優なら、もっと卑屈で申し訳なさそうな反応を示していたはずだった。


 美桜は不満そうに睨み、自分のグループに戻っていった。


 デヴォラントの内心では既に彼女の処理計画が動き始めていた。


◇◇◇


 午後の授業中、デヴォラントは表面的には授業に集中しているふりをしながら、実際には今後の戦略の詳細を練っていた。


 李のハッキング技術、王の戦略的思考、そして田中主任の分析能力。これらすべてを組み合わせることで、完璧な攻撃計画を立案できる。


 最も脆弱と思われる美桜から処理を開始し、順次翔真、龍牙へと攻撃対象を移していく。


 効率的で、痕跡を残さず、確実に結果を出す手法を用いる。


 放課後になると、いじめグループの3人が再び集まった。


 今度はより直接的な接触を図ってくるようだった。神崎優の下校を待ち伏せしている。


 これまでの優であれば、恐怖に震えながら彼らに従うしかなかった。しかし、今は違う。


 デヴォラントは彼らの行動を冷静に観察し、分析している。彼らの手法、使用する言葉、心理的な攻撃パターン。すべてが今後の対処に活用できる貴重な情報だった。


「神崎、一緒に帰ろうか」


 龍牙が声をかけてきた。しかし、その「提案」は実質的には命令だった。拒否することは許されない。


「そうだな」


 デヴォラントは素っ気なく答えた。


 3人に囲まれながら下校路を歩く。周囲には他の生徒たちもいるが、誰もこの状況に介入しようとはしない。優がいじめられていることは周知の事実だが、関わりたくないというのが大多数の本音だった。


 人気のない路地に入ると、龍牙が本格的な「指導」を始めた。


「おい神崎、最近態度がなってねぇんじゃねぇか?」


 理不尽な言いがかりだった。デヴォラントは今日一日、完全に従順な態度を取り続けていたわけではないが、特に挑発的な行動も取っていない。


「そんなことはない」


 デヴォラントは冷静に答えた。優らしい卑屈さは微塵もない。


「ふざけんな!」


 龍牙が声を荒げた。


「昨日の無断欠席といい、今朝の態度といい、てめぇは完全に調子に乗ってやがる」


 翔真が龍牙に同調した。


「神崎君、僕たちはきみのことを心配してるんだ。もっと反省の気持ちを示すべきじゃないかな」


 表面的には丁寧な口調だが、その言葉には明らかな悪意が込められている。


 美桜も陰湿な笑みを浮かべながら加わった。


「あたしたちは神崎のこと心配してんのよ? その態度はひどくない?」


 完全な理不尽だった。しかし、これが彼らの常套手段であることも、優の記憶から理解できた。


 優の残留思念が激しく反応した。


 (また始まった…なんで僕だけ…逃げたい…誰か助けて…)


 その感情的な動揺が、デヴォラントの冷静さを揺るがそうとする。


 しかし、同時にデヴォラントは重要な決断を下していた。


 この状況を利用して、彼らの本性を完全に把握する。攻撃手法、使用する言葉、心理的なパターン。すべてを記録し、反撃の材料として活用する。


 翔真が一歩前に出た。


「ちょっと体でわからせてやる必要があるんじゃないかな」


 暴力の予兆だった。これまでの優であれば、恐怖に支配されて抵抗することもできなかっただろう。


 しかし、デヴォラントは違った。


 翔真の動きを冷静に観察し、中国特殊部隊から継承した格闘技術で対応可能であることを確認した。楊の格闘技術、劉の戦闘技術。14歳の身体でも十分に活用できる技術がある。


 だが、ここで物理的な反撃を行うのは得策ではない。


 まず、周囲に他の生徒がいる可能性がある。目撃者がいれば、「優が急に強くなった」という不自然な変化が露見してしまう。


 次に、物理的な暴力では根本的な解決にならない。一時的に彼らを黙らせることはできても、より陰湿で巧妙な報復を招く可能性が高い。


 そして最も重要なのは、これらの「下位の存在」と同じレベルで戦うことの無意味さだった。


 デヴォラントが目指すのは社会の頂点。そこに到達するためには、もっと洗練された、知的な手法を用いるべきだった。だが、少しだけ力による威圧を試してみる価値はある。


 翔真の拳がデヴォラントの腹部を狙って飛んできた。


 その瞬間、デヴォラントは決断した。


 少しだけ、力を見せる。


 翔真の手首を、瞬間的に掴んだ。


 デヴォラントの肉体操作によって、正確で強力な握り。翔真の手首の骨が軋むほどの圧力をかける。


「っ!」


 翔真が苦痛の声を上げた。


 デヴォラントは、2秒間だけその圧力を維持した。翔真の顔が苦痛で歪み、龍牙と美桜が驚愕の表情を見せる。


 そして、すぐに手を離した。


 翔真は手首を押さえながら、後ずさりした。


「な、なんだ今の…」


 龍牙も困惑している。これまでの優からは想像できない、瞬間的な力の発現。


 デヴォラントは何事もなかったように立っていた。


「すまない。反射的に」


 淡々とした口調で謝罪の言葉を口にした。しかし、その表情には謝罪の色は微塵もない。


 美桜が震え声で呟いた。


「今の…神崎じゃないみたい…」


 その通りだった。しかし、彼らにはその真実を理解することはできない。


 龍牙が威勢を取り戻そうとした。


「て、てめぇ…調子に乗りやがって…」


 しかし、その声には先ほどまでの威圧感はなかった。翔真の手首を一瞬で制圧したデヴォラントの力に、明らかに動揺している。


「別に調子に乗ってない。ただ、もう少し効率的な解決方法があると思っただけだ」


 デヴォラントの言葉に、3人は困惑した。


 これまでの優では考えられない、冷静で計算された発言。しかも、「効率的な解決方法」という表現に、何か不穏な意図が感じられる。


 しかし、彼らにはその真意を理解する知性はなかった。


 龍牙が最後の虚勢を張った。


「覚えてろよ、神崎…」


 捨て台詞を残して、3人は去っていった。


 デヴォラントは、彼らの背中を冷静に見送った。


 今日の成果は十分だった。


 彼らの性格、攻撃手法、そして何より、物理的な威圧では本質的な解決にならないことが確認できた。


 より知的で効果的な手法を用いて、彼らを段階的に処理していく。


 優の残留思念という煩わしい障害を完全に除去し、デヴォラント本来の能力を最大限に発揮する。


 これは復讐ではない。より高次の目標への、必要不可欠な準備段階だ。


◇◇◇


 帰宅後、デヴォラントは自分の部屋で今日の出来事を整理していた。


 いじめグループとの接触により、予想以上に多くの情報を得ることができた。彼らの性格、弱点、攻撃パターン。そして何より、彼らがデヴォラントの本質を理解できない「下位の存在」であることが確認できた。


 翔真の手首を掴んだ時の反応が、それを物語っている。瞬間的な力の発現に動揺し、混乱している。しかし、その力が何を意味するのか、そこにどのような未知が潜んでいるのかを理解することはできない。


 龍牙も同様だった。これまでの支配関係が揺らいだことに動揺しているが、根本的な状況の変化を理解するには至っていない。


 美桜に至っては、単純に恐怖を感じているだけだった。


 つまり、彼らは依然として優を「いじめの対象」として認識している。怪物デヴォラントが内部に潜んでいることに気づいていない。


 この状況は、デヴォラントにとって絶好の機会だった。


 彼らが警戒を強める前に、迅速かつ効果的に処理する必要がある。


 最も脆弱な美桜から開始し、順次翔真、龍牙へと攻撃対象を移していく。


 すべては段階的に、慎重に実行する。証拠を残さず、自分の関与を悟られることなく、完璧に処理する。


 優の残留思念が消失する日まで、あと少しだった。


 デヴォラントの口元に、冷たい笑みが浮かんだ。


 障害の除去は、明日から本格的に開始される。

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