節約生活の中で見つけた「推し」の豪華弁当をめぐる心の動きが鮮やかに描かれた作品です。値段との葛藤や「待つ喜び」、そして手に入れた時の満足感が丁寧に表現され、日常の小さな幸せが味わい深く伝わってきます。食事がただの栄養摂取以上の「推し活」になる視点がユニークで、読者の共感を呼びやすい心温まる一篇です。
臨場感たっぷりに懐事情の厳しさと「推し」の高嶺の花ならぬ高値の弁当との駆け引きがつづられ、無事にお迎えしたあとは美味しそうな食リポ。ある意味飯テロなのでは?弁当を手に入れ口に運ぶまでに「待つ」時間があったため、それが最高のスパイスとなってもとより美味しい弁当がさらに至高の存在へと押し上げられている。食は全人類にとって切り離せないもの。それを題材にしたエッセイとして惹きこまれました。おススメです!