才能と実力で戦場を駆け抜けるのではなく、あくまで候補生という立場で将来の道が分岐している主人公がとても良いですね。周りの思惑も絡みながらも、自分の歩む道を一歩一歩確かめるように進む姿が印象的です。とても良い内容の物語がぎゅっと収められているので、ストレスなく読む事が出来ました。