わだつみ応援ありがとうの謎解き5

──6000PVありがとう!


 都築教官は黒板に大きく文字を書くと、チョークを置いた。


「まずは前回の答え合わせだ。魚へんの漢字のつくり部分だ」


 教官は再びチョークを手に取り静かに書き始める。


あっさりした利をえて→あさり(鯏)

あゆみを占い→あゆ(鮎)

たらたらしてたら雪になり→たら(鱈)

キスをして……→きす(鱚)


「鱚の作りは喜ぶ。つまり『キスをして喜ぶ』だ」


 ──お魚天国、微妙に音外れてたよな。

 窓の外はまぶしいくらいに晴れていた。


「今日も感謝を込めて、少し遊びをしようか」


 そう言って、教官はチョンマゲ取り出した。


「やっぱりやめとこう。照れるから」


 そう言って教官はチョンマゲを窓から投げ捨てた。僕は、何がしたいのかまるで分からず、困惑した。


「今日も謎解きをやってみよう。軽い遊びだ。本編がかなり重いから、かえって開きなおれたよ」


 教官は黒板に黙って文字を書き始めた。


GF→ソファ


HG→紫蘇


EGA→◯◯◯



「ひらがな三文字、漢字は二文字。人生は川の流れのようなものだ」


 教官はチョークを置くと、窓際に立ち空を見上げていた。



本編はコチラから

https://kakuyomu.jp/works/16818622176728224633/episodes/16818622176728358003

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