ネット上ではなくリアルに対面する人間(家族や友人ではなく他人)にやさしくされると「なにか裏があるのでは?」と疑ってしまうので、食べろと渡された食品が既製品でほっとする気持ちがよくわかりました。
これから主人公の野分が人間不信を払しょくできるのか、また人間不信に陥った理由は明かされるのか、続きが楽しみです。
今のところは救いのない悲劇があったり暗いわけではなく、どことなく「ひんやり」した読み心地です。
今は明るい話が読めるほど体力がないけれど、救いのない話も読みたくない、さわやかというほど青春してないクールな話が読みたい方におススメです。