鬱でこそ、カクヨム。

柊平@抑うつ障害

①鬱でこそ、カクヨム。

「うつ病だから、抗うつ剤と、眠れる薬、出しとくね」


やっと行けた心療内科での診断。


(あぁ…うつ病かぁ…)


意外とすんなりと受け止めた。


うつ病は、昔上司が公表してた。


いつも寝ていた。


「薬の影響で寝ちゃうんだよなあ、ごめんごめん」


その言い訳を、心では軽蔑していた。



今、薬をお守り替わりに持っていると、

ふと、あの時の上司の、


申し訳なさそうな、

でもどうしようもなさそうな、

歯がゆい表情が浮かんでくる。



私も、軽蔑される側になったのだ。




仕事に行けず、休職することになり、


「とにかく何も考えずゆっくりすること」


が仕事となった。


とはいえ、

本を読もうにも文字が頭に入ってこない。


あんなに好きだった文庫本たちを、

手にとる意欲も湧かない。



自然と湧き上がってきたものすら、

今の私にはない。



PCを開いてみる。


するとそこには、

15年ほどまえに一度書き、


何度も何度も推敲し、


新たな人生経験を重ねるごとに、


推敲も重ねてきた、


【シャズとトーサの焔の記憶】


という自作小説があった。



この鬱になった、新たなステージで読み直す。


ハツラツとしていた少年主人公、

その相棒の白い狼。


超常の力“焔(ほむら)”。


改めて泣きたくなった。


新たな世界を創り、

そこに命を創り、

冒険をする…


そんな力が、

まるで神になったかのような力が、

当時の自分にはあったのだと。


大陸間の国別の文化や、

キャラクター設定。


自分も、その世界に行きたい。


この世には存在しない。


そして、この世界は自分以外には知られてもいない。


だけど、この世界“フィレイア”は、


僕にとって最も美しい世界で、

最も楽しい世界。


もしかしたらきっと、


フィレイアを訪れ、気に入ってくれる人が…


そんな淡い期待を抱いて、


カクヨムへコピー&ペーストを繰り返しているところ。



第5部までのプロットがあり、


完成している現行は第1部までではあるけれど、


いつかきっと、フィレイアが沢山の読者で溢れる日が来る…


そんな気がしている。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

鬱でこそ、カクヨム。 柊平@抑うつ障害 @shuupeiman

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ