編集済
第1話への応援コメント
ふっ、くくっ。
これ、これですよ。
『ぼくのお兄ちゃん』を読んだ時の絶対的な存在感。
遠部右喬の、何が答えなのか考察しがいのある作品。
私には、両方亡くなった説が一番有力でしょうか。
いずれにしても、この場所にとらわれ続けていると。
まるで棺のような、この空間に。
コメント欄に『妄執』という言葉が出ていましたね。
なるほど。これが『真・妄執の棺』ですか。圧倒的に上を行かれたようです。
敗走する私は、きっと派手に転んで天に向かうのでしょう……。
作者からの返信
こちらもお読みくださって、ありがとうございます……!!
ふふふっ、私の得意技「お読みいただいた方に丸投げシステム」ですよ……!(笑)
え、ちょっと! 名作『妄執の棺』を引き合いに出されてしまったら、拙作が霞みまくっちゃうじゃないですか! だって『妄執の棺』と言ったら、情念が絡み合う空気感、世界観が堪らないという……(しばらく続く)、で、由美さんについ入り込んでしまうというか……(まだ続く)
ふう、言ってやりましたよ……!
改めまして……素敵なレビューコメント、ご感想、本当にありがとうございます!!
第1話への応援コメント
お世話になっております。
最後の2段落から本当は殺したくなかった気持ちが滲んでいるように思います。
殺された母も、殺した息子が蘇る世界を見ているのでしょうか。
母側は、もうどこにも行けないままちょっと血が出るだけの息子が生きているのだから、それで幸せかもしれませんね。
作者からの返信
こんばんは。拙作をお読みくださって、本当にありがとうございます……!
確かに主人公には、憎しみと言う一言では片付けられない想いが含まれている気がします。
自分で書いておいてなんですけど、母からはこの状況がどう見えてるんでしょうね??
ご機嫌で朝食用意したりしてますし、月兎耳様のおっしゃるように、現状に満足しているのかもですよー……息子との温度差……。
第1話への応援コメント
「埋めた筈の母さんが部屋に居るのは」って…ひぇぇぇ。
もつれた挙句に母さんを殺してしまったのかと読んで行けば、なんと!
二人とも刺し違えてあの世に行ったのか…それとも…。
こうした不幸な家庭事情って実際に多かったりするので、心底怖かったです。身近な狂気には気を付けないといけませんね。今回も楽しませて頂きありがとうございます。
作者からの返信
こんにちは。拙作をお読みくださって、本当にありがとうございますー!
もつれてしまった親子関係が、更なるもつれを生んでしまった……そんな話にしてみましたよー。
何処にでもあるだろう狂気って、怖いですよねえ……直ぐに気付けるように、そして、そっちに転がってしまわないように、自分も気を付けようと思います。
編集済
第1話への応援コメント
ああ、これはすごい作品ですね。。もつれまくってる。遠部さん、ホラーほんとに上手ですね! お昼のアジフライ定食が出て来る前に読み終わって良かったですw
良い作品なので、お星様パラパラしときますー。
→ 追伸。よかったのでレビューも書いちゃいましたよ! アジフライはちゃんと美味しかったっすw
作者からの返信
こんにちは。拙作をお読みくださって、本当にありがとうございますー!
やったー! お褒め頂けて光栄ですー! 小田島様に少しでも楽しんでいただけていたら、こんなに嬉しい事はありません。
……ホラーを読んだ後のアジフライ定食は美味しかったデスカ?……ウヒヒヒ……(笑)
素敵なレビューコメントをいただけたこと、改めて感謝いたします……本当にありがとうございますー!!
第1話への応援コメント
お邪魔しております!
うわぁ、朝から怖いΣ(・□・;)!!
どっちも殺して、どっちも埋めて、どっちも蘇っているんですね。。
最後の問いかけがじんわりと胸にきます。
けど、どっちがましだろう。「殺したい程誰かを憎んだ僕」と「殺される程軽い存在だった僕」ならば。
答えのない迷宮に迷い込んだ時、もつれが生じたのかもしれないと、深く考えさせられる作品でした。
これぞホラーという純粋な恐ろしさを体験できる作品を読ませていただきありがとうございました( *´艸`)!!
作者からの返信
こんにちは。拙作をお読みくださって、本当にありがとうございますー!
ああっ、朝からこんな、爽やかさの欠片もないものをお読みいただけたなんて……改めて御礼申し上げますー(笑)
ちゃんとホラーになってましたでしょうか⁉
それにしても、母親はこの状況をどう思っているのでしょう……書いた私にも謎なのです(←こんなのばっかり)
第1話への応援コメント
どっちが事実なのか、どっちも事実ではないのか、はたまたどちらも事実なのか。
どれにせよ、読者に物語の内容を深く考えさせる空白がお話に残っているのは、本当に良いと思いました! 考察が捗ります!
SFってあまり見ないのですが、こんなに面白いのですね。読まず嫌いをせずに、もっと読もうかなと思いました!
作者からの返信
おはようございます。拙作をお読みくださって、本当にありがとうございます!!
わーい! とても素敵なお言葉を沢山いただけて、嬉しい……光栄です!お読み下さった方に色々と想像していただけたら、こんなに嬉しい事はありません。
「もっと読もうかなと思いました!」……わかりますー! 普段読まないジャンルを読むと、思わぬ楽しさがあったりしますよね!
第1話への応援コメント
コメント失礼します。
他の方も書かれていましたが、読了後にタイトルの意味を改めて感じる作品でした。
圧倒的な不条理感をうまく表現できない自分が、悔しいです。
何より、大事だからこそ干渉する親という構図が増える中で、最後の二つの選択が現実味を帯びて胸に残りました。
記憶にいつまでも残る、凄い作品でした、ありがとうございます。
作者からの返信
こんばんは。拙作をお読みくださって、本当にありがとうございます!!
わーい! 素敵なお言葉を頂けて、とても嬉しいです! ありがとうございますー!!
この主人公達は、この後どうするのでしょうね……すっかりもつれてしまったこの親子関係は、どんな結末が待っているのでしょう……(と、ホラー感を強調してみました……笑)
第1話への応援コメント
息子が母親を埋めたのか、母が息子を埋めたのか。
それとも二人の死体が埋まっているのか。
過干渉する母親を殺したい程憎んでしまった息子の気持ちはわかります。
だけど、母親も大きな愛を注いできた息子を道連れにしたかったのかも。
怖くて悲しくて救われない物語でした。
作者からの返信
こんにちは。拙作をお読みくださって、とても嬉しいです……!
「大きな愛を注いできた息子を道連れにしたかったのかも」……このお言葉がとても沁みました。大人にならないと分からない事ってありますよね。このお母さん、やり方はあれでしたが……
お優しい七月七日様を悲しませてしまった……それなのに最後までお読みくださって、本当にありがとうございます!!
心からの感謝を、七月七日様に……!
第1話への応援コメント
ナチュラル・ボーン・キラーズという映画を思い出しました。
現実の視点。過去、未来の視点。麻薬が生み出すラリった視点。
あらゆる視点が交差するおもしろい作品でした。
このお作品。
脳を刺激され、映像が浮かびました。
何が真実なのか?
今もだまされてます。
ヤラれました。
さすがは右喬様。
作者からの返信
こんにちは。拙作をお読みくださり、温かいお言葉までいただけて、本当に嬉しいです……ありがとうございます……!
わーい! あんなに格好良いお話を書かれている宮本様に面白いとおっしゃっていただけるなんて、光栄ですー!!
実は「なんか似非SFっぽいへんてこな話?」と思っていたので、ありがたいお言葉にほっとしてます(笑) 宮本様、お優しい……!
第1話への応援コメント
遠部右喬さま
こんにちは。
かくして家という箱の中で変わらぬ悪夢が繰り返されていくのですね。開けてみるまでは、死んだのはどちらなのか確定しない。でも、誰か第三者が玄関を開けるや否や、起きたことは確定するのですよね。
今、ふたりともが自分が生きていると思いながら閉じた世界で暮らし続けていますが、これって、息子を自分の支配下に置いておきたいというお母さんの妄執が成就したということでは? 理想の世界を完成させてしまったお母さん。きっとこの家は幽霊屋敷として名を馳せ、誰も足を踏み入れることはできず、この先もずっとふたりの世界は曖昧模糊としたまま続いていくのでしょう。こわ。
物理学の事象って奇妙にロマンを掻き立てられるものがありますね。私は不確定性原理を聞いたとき、もぐら叩きゲーム? と思ったのでした。
見事なホラーでした。読ませていただきありがとうございました。
作者からの返信
佐藤様、こんにちは。拙作をお読みくださり、素敵なお言葉まで……本当にありがとうございますー!
「お母さんの妄執が成就したということでは」……確かに! このお母さん、かなり執念深そうですからね……きっと主人公は永久に囚われてしまって……気の毒です……そんな話にしてしまったのは私なのですが(笑)
「奇妙にロマンを掻き立てられるものがあります」……分かりますー! 学生時代、あんなに物理大っ嫌いだったのに……教科書を離れたら、とても好きになりましたよー(笑) 妄想がはかどりますよね!
第1話への応援コメント
恐怖と日常の境界を巧みに揺らす……なるほど『もつれ』
読み終えてタイトルに息を呑みました。
冒頭の母親の血まみれの描写は、生々しくも静かな朝の風景と対比され、強烈な不安感で緊張しました……。
文章全体を通して、過去の記憶と現在の現実が交錯し、主人公の心理的混乱が鮮明に描かれていて、母親の「普通の生活」と恐怖のイメージが交互に現れる構造は、まるで量子状態を示すような独特の世界観。
片方が生きているとしたら片方は死んでいる。
「観測するまで」彼は「生きている状態」と「死んでいる状態」が同時に重なり合っているという量子力学の「重ね合わせ」か!と読み終えた時のカタルシスは、まさに圧巻でした。
作者からの返信
こんにちは。拙作をお読みくださり、本当にありがとうございます……!
ああああ……素敵すぎるご感想を、ありがとうございますー!
もつれを解くのもそのままも地獄、ちゃんと、そんなホラーになっていましたでしょうか⁉
恐らく主人公の状態は時間も空間も閉じた系になっていると思われますので、このままだと永遠に……このお母さんとずっと二人って、ちょっと困りますよねえ(←困るで済ますのは如何なものか……)
この話が乃東様に少しでもお楽しみいただけたら、幸いですー!
第1話への応援コメント
タイトルの「もつれ」はダブルミーニングだったんですね。
主人公と母の感情の「もつれ」。
そして、異なる時空が混ざり合った、空間的な「もつれ」。
初っ端から恐かったのですが、
次第に事の次第や不可思議な現象が明らかになっていくにつれて、
ひしひしと恐怖が這い上がってくるようでした。
ホラーとSFが混ざっている作品は、かなり珍しいと思いますが、
見事に混ざり合って、不可思議で不気味な世界となっていました。
作者からの返信
こんにちは。拙作をお読みくださって、本当にありがとうございます……!
やったー! 蒼碧様に恐かったって仰っていただけましたよー!
感情も空間も「もつれ」てしまったこの話、空間がもつれたのも全部このお母さんのせいなのではという気がします。色々と強いお母さんです……
第1話への応援コメント
すごく面白かったです!
序盤から中盤は、いわゆる毒親の話かと思いきや、一気に超常的な展開に…いや、本当に超常的なことが起きているのか…主人公が見てるだけの幻覚かもしれない。でももしかしたら、主人公と母親、二つの世界線に本当に別れて、それが交錯しているのかもしれない…この真相不明な最後!Wonderful!
作者からの返信
こんばんは。拙作をお読みくださり素敵なお言葉までいただけて、本当にありがとうございます……!
やったー! ジロギン2様に面白かったっとおっしゃっていただけましたよー!
色々と想像していただけて、嬉しいです……本当にありがとうございます!
それにしても、超常的、心霊的、ヒトコワ……どれであっても、確実に危険人物なのはこのお母さんですよねえ(笑)
第1話への応援コメント
コメント失礼します。
量子もつれ、その重ね合わせの状態が、殺害の瞬間に起きていたのか?
はたまた。
残留思念が、もつれ合っているのか?
原因は何であれ、等しく地獄です。
時間は進行している?
いえ、おそらく時間も閉じ合わされている。
量子SFとホラーの融合、興味深いです。
楽しめました。
ありがとうございました。
作者からの返信
こんばんは。拙作をお読みくださって、本当にありがとうございます!!
閉じた系の中で、揺らぎ続ける事象……物理に明るくない人間の書いた似非SFホラーですが、木山様に少しでも楽しんでいただけたなら、こんなに嬉しい事はありません!!
……なんかこの話って、「母さん」と「僕」の共依存でこうなってそうな気がするのですが、どうなんでしょうねえ(←またもや投げっぱなし!)
第1話への応援コメント
拝読しました。
タイトルの「もつれ」とはそういうことだったのかと静かに戦慄しました。
「殺したい程誰かを憎んだ僕」と「殺される程軽い存在だった僕」。
このままどちらかに固定されることのないまま、宙ぶらりんな世界を呆然としながら生きるのかと思うと絶望しかありません。
自分の立っている現実が定まらない恐怖というのは新感覚でした。
素晴らしいホラー小説をありがとうございます。
作者からの返信
こんにちは。拙作をお読くださって、本当にありがとうございます!!
素敵なお言葉を、ありがとうございますー! ずっとこの世界線で暮らしていくのは、ちょっと嫌ですよね。この先、彼等に終りってあるのでしょうか……
第1話への応援コメント
お邪魔します。
とても面白かったです。
お母さんからみた『僕』は、どういうふうに映っていたのでしょうか……。
やはり包丁が刺さって見えているのかな、と感じました。
だとすれば、「お互いにやってしまった」のを理解していながら、なんでもないように生活する様子になんだかゾッとさせられます。
なにか、逃れられない運命のようなものを感じました。
作者からの返信
こんにちは。拙作をお読みくださって、本当にありがとうございます……!
お母さん視点! 確かに、考えてみたら怖いですね……しれっと普通に過ごしているのが……このお母さん、かなり「怖い」タイプですよね……
この二人は、このまま永遠に同じ時間、空間に居るのかもしれないです。やだぁぁー!
第1話への応援コメント
超次元ホラーで、常識が完全に通用しなくなる感じ。とても面白かったです。
「同時に二つの現実を観測しながら生きる」って、理性が崩壊してしまいそうな圧迫感がありますね。
自分が人を殺した現実だけでも抱えきれないものなのに、自分が殺されている現実まで見ないといけない。
本当に、どっちが幸せなのかという風な問いが投げかけられるようで、精神を保てなさそうです。
この後でもしも「どっちかの現実を選べるとしたら?」という選択肢が与えられたとしたら、更なる苦悩が怒りそうですね。
作者からの返信
こちらもお読みくださって、本当にありがとうございます……!
自分で書いておいてなんですけど、これ、どっちの現実も嫌ですよねえ……第三の選択肢が欲しいです。あ、でも、それも碌な選択肢じゃない可能性も……うーん……。
もういっそ、喧嘩両成敗的に「相打ち」が一番マシなのかもですー。
第1話への応援コメント
なんだかすごい作品を読んでしまいました……
果たして一体どっちが亡くなってしまったのか、真実は謎ですね……
作者からの返信
おはようございます。拙作をお読みくださって、本当にありがとうございます!!
素敵なご感想をいただけて、とても嬉しいですー!
自分で書いておいてなんですが、この話、本当にどうなってるんでしょう?? 真実は、お読みくださった皆様の心の中に……(と、皆様に丸投げを…… 笑)