第3話「VS忍者高校〜バレーに“姿”なんて必要か?〜」

全国大会がついに開幕!

鼻血バレーボーイズが一回戦でぶつかったのは――



🥷《伊賀・忍者高校バレー部》


スローガン:「影に生き、影に勝つ」

ユニフォーム:全身黒ずくめ(ゼッケン見えない)

主な戦術:ステルスプレー、影分身、手裏剣のようなスパイク


メンバー紹介

• 風巻 忍(かざまき・しのぶ)(主将)

 → サーブを打った後、煙玉で消える

 → 挨拶すら気配で済ませる

• 霧島 隠(きりしま・かくし)

 → ボールを打つ瞬間に自分もボールと一体化

 → 観客「今、打った?」「今の点誰の?」

• 無音寺 忍法(むおんじ・にんぽう)

 → 静かすぎて常にどこにいるか不明

 → 審判が5回くらい存在確認



試合前


イッセイ:「なあ春馬……相手、何人いる?」


春馬:「俺はもう見えねぇ……」


田所:「主将すら、開会式に来なかったんだぞ!?」



🏐第1セット開始!


審判:「それではサーブを……あれ?ボールが消えた!?」


→ スモークの中から突然ボールが飛来‼️‼️‼️


\ズガァン!!!!/

→ 春馬の顔面直撃!(鼻血)


イッセイ:「この鼻血……まさか“見えない回転”かッ!?」



🌀鼻血バレーボーイズの反撃!


イッセイ:「よし……ならこっちも“見えない作戦”で行くぜ!」


【透明ペンキ床迷彩】


→ 床の白線を透明に塗りつぶして境界を消す!


田所:「コートの境界線がない!?俺らすら分からない!!」


イッセイ:「混乱こそ正義!」



【フェイク・イッセイ作戦】


→ 10人のイッセイ型等身大パネルをコートに配置!


観客:「多すぎるわァァァ!!」「どれが本物だよ!!!」


→ 忍者高校も混乱!スパイクをパネルに当てるミス多発!



🤯忍者高校、真の奥義を発動!


主将・風巻 忍:「忍術・分身スパイクの術!!!」


\ドォォォォン!!/

→ なんと、ボールが3つに分裂!?(幻覚効果)


審判:「……えっと、どれが本物?」


忍者高校:「全部、気持ちです」


→ 審判:「……青春ですね。OKです!!」



💥クライマックス!


スコア:24対24!

勝負を決める最終ラリーへ――!


イッセイ:「最後は……“超音波サーブ”だ!!!」


→ 鼻血の振動で音波発生、空気が揺れる!


忍者高校:「耳がァァァァ!!!(倒れる)」


→ 主将だけが反応!


しかし――


イッセイは幻覚の自分を見せ、主将をフェイクに誘導!


→ ボールは逆方向にズドォォン!!!



\ピィィィィィィ!!!!/

審判:「ゲームセット!勝者、鼻血バレーボーイズ!!」



🎤試合後


風巻 忍:「お前ら、ただのバカだと思ってた……が、バカの“極み”だった……」


イッセイ:「忍者なんてな、戦国時代で卒業しろよ?今は“ズル者時代”だぜ!」

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