第4話「バレー界を支配する組織“V連”との戦い」

忍者高校との死闘を制した鼻血バレーボーイズ。

しかし、勝利の余韻に浸る間もなく、

彼らの前にスーツ姿の謎の男たちが現れた。



👔《V連(バレーボール連盟・極秘裏部門)》とは


バレー界の“秩序”と“美しさ”を守るとかいう大義名分を掲げ、

実際は裏で全国大会を操作する巨大組織!


彼らの目的は――


「ズルで勝とうとする高校を、徹底的に潰すこと」


そして今、最も“ズルい高校”としてマークされているのが……


鼻血バレーボーイズ!!



📣次なる対戦相手は!?


V連直属の最強部隊

【フェアプレー絶対主義高校】


特徴:

• コートに白線は2倍濃く書く(はみ出し厳禁)

• 0.1秒のフライングも自首させる

• サーブの打点が2mmズレただけで退場


主将:礼儀 三郎(れいぎ・さぶろう)

→ 審判よりルールに詳しい

→ 体育館に入るとき、必ず三つ指ついて挨拶


副主将:清正 潔(きよまさ・きよし)

→ 相手の反則をスロー再生して提出

→ 自分のミスでも土下座して15分の謝罪



試合前会話


礼儀 三郎:「君たちのプレーは……悪質極まりない!この試合をもって退場だッッ!」


イッセイ:「あ?ルール守ってたら、鼻血出ねぇんだよ!!!」


春馬:「俺たちは……“鼻血=情熱”でここまで来たんだ!」



🏐試合開始!


開始のホイッスル!

と、同時に――


\ガガガガッ/


→ フェアプレー高校、なんと試合中ずっと審判に抗議用のマイクを繋いでる!!


田所:「審判に向かってマジレス解説しすぎだろ!」


清正 潔:「今のトス、0.07秒ホールドしてましたよね!?」

審判:「うっ…確かに…(混乱)」


→ 審判がどんどんフェアプレー高校に取り込まれていく!



🧠鼻血バレーボーイズ、奥の手!


イッセイ:「こうなったら……出すしかねぇな」

田所:「アレを出すのか……?」


\ドゥゥン!!!/

新戦術【錯覚コート】発動!


→ 床にプロジェクションマッピングを用い、線がぐにゃぐにゃ動く!


→ 観客「えっ!?線ってどこ!?」「今、自分がどこにいるか分からん!」


フェアプレー高校、激怒!


礼儀 三郎:「これはスポーツではないッッ!アートだ!!!」


イッセイ:「そうだよ。鼻血バレーは“芸術”だ!!!」



💥決着の一撃!


点数:フェアプレー高校 24 - 鼻血バレーボーイズ 24


田所:「ラストは俺が決める!!!」


→ スパイクを打とうとするも――

礼儀 三郎がホイッスルを連打!!!


「今の助走、1cmライン踏んでたぁァァァ!!!!」


だが――


イッセイ:「そのライン……俺らが**10分前に引き直したやつだぜ?」


\ズガァァァァァン!!!!/

→ ボール、コート内に決まるッ!!!!



🏆勝者:鼻血バレーボーイズ!!!


審判:「……もう何が正しいのか分かりません……」


礼儀 三郎:「……不正の美学が、ここにあるというのか……」


清正 潔:「鼻血こそ……真の正義……?」



🎤試合後インタビュー


記者:「次の相手は、“ロボット高校”だと噂されていますが?」


イッセイ:「いいぜ。機械に鼻血出せるか、試してやるよ」

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