第3話
「うわぁ〜・・・結構混んでるね、、どうする?他のところ行く?」
お昼時でやはり混みあっていた学食は、座る場所を確保するのにも時間がかかりそうだった
『うん、、ごめん・・・そうしてもらってもいい?』
外で食べようと思い、梨乃に謝ったときだった
「っあ、澤田さ〜ん!!ここ、空いてるから座りなよっ!!」
っと、少し離れたところから大声で私の名前を呼ぶのは、、
「っあ・・・神崎くんだ、、仄香っどうする・・・?大声で叫ぶからっめっちゃ目立っちゃってるけど、、」
そう、、この大学でやけに人気がある"誰にでも優しい男"、、
ーーー・・・神崎 陽斗 (かんざき はると)
男女問わず誰にでも優しく、誠実で、、でも男らしくもある彼はとにかくモテる
俗に言う"イケメン"の彼の周りには、同じようなスタイル抜群で容姿端麗な男女が集っている
そんな神崎のことを、どこか胡散臭いと感じている私は、彼のことがとにかく苦手だった
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