第14話 意外といる地球外宇宙人
俺様は教室を出た。
この地球での学生、学校に興味があった。
古代ブラックホール末裔の紫に従い
俺様はスバルの学校に転校生とした。
が、なんだこの結末。
元々、俺様は短気だ。
それに思い返すと
先生の言葉に勝手にいらだちを感じたのは
俺様だ。
「俺様はブラックホール星人だ。この地球は俺様の手のひらの中だ。」
何を言ってしまったんだろう。
ただ、ふつうの高校生をしたかっただけなんだ。
これで俺様の正体もバレてしまった。
戻るのは無理か。
仕方ない。当初の任務遂行をするか。
気づくと俺様は校門まで来た。
門が閉まっている。くそー飛び越えるか。
門番の守衛の男性が。
「君、君。早退許可書持ってる?」
「いいえ。」
「それ、だめだね。
規則なんだよね。
職員室で早退許可書もらえるから
職員室に行ってね。」
強行突破するか?
いや。ここは地球人らしく。
俺様はこの地球のこの高校の規則に従うことにした。
1階玄関の横。職員室に入った。
「失礼します。早退許可書が欲しいんでが。」
「君、どのクラス?」
「3年1組です。」
「あー。星野先生のクラスの子だな。」
俺様の顔をジーってみて。
「あれ?君。今日転校してきた子じゃないの?
どうした?
来て早々、早退か?
嫌なことでもあったか?」
「いや。別に。」
「そうっか。まあいい。好きにしろ。ただな。一時間目で早退は、やっぱ、まずいだろう。
横は保健室だ。そこで少し休んでいろ。
そのうち気が変わるかもしれないぞ。」
「先生。いいです。帰りたいんです。」
「まあ、そういうな。
高3での転校はつらいよな。
まあ、気を張るな。緩く行け。緩くだ。
それにお前のクラスの星野先生は
少し厳しからな。
先生の言うことを聞くなとは言わないが、
全部正しいとは限らないぞ。
なんてな。先生が言うことじゃないな。
ハハハ。」
「はあ。」
俺様は先生と保健室に。
なんとなくブラックホール星の尊敬する
タケル最高司令官にどことなく似ている気がした。
星渡先生のカラダの電磁波は心地いい。
「名前は?黒沼だったか?」
「はい。ゼノンです。」
「俺は隣の3年2組の担任の星渡だ。ゼノン。頭、冷やせよ。」
「はい。」
星渡先生は保健室の先生に俺様のことを伝えた。
「黒沼くん。窓側のベットね。
でも今日は3年1組から君で2人。
どうしたのかしら?
何かあったら言ってくださいね。」
保健の先生は出て行った。
隣に男子が。名前札に田畑。
田畑が起きて、
「ゼノン。本当に宇宙人なのか?」
「あー、そうだ。」
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