初体験
空side続
力が緩んだ瞬間
少し間を開けるとすやすや眠る
無防備な好きな人がよく見えた。
(よく見える……ってか見えすぎる)
位置的に上から見下ろす俺は
大きいTシャツのせいで芽咲の色々が
首元から丸見えだったのだ。
ゴクリと喉が鳴る。
ソッと動けば『ん…』と
モゾモゾ動く芽咲。
(これはマズい…)
そう思いながらも起きた欲を
完全には抑えられなくて
少し触ったりしていると…
(っもう無理だ!)すぐに限界に達した。
一度トイレに行こうと思い芽咲に背を向ければ
背中に柔らかい感触がして
身動きが取れなくなった
深呼吸して落ち着かせていると
お酒のせいかそのまま眠りについた
……
起きれば驚いた顔の芽咲
寝る前大変だったんだぞ、と気持ちを込めて
額へキスをした
(これくらい許されるはず)
もっと驚いた芽咲に、してやったりと笑った
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『え、っと………』
「ん?」
自分の失態に目が泳いだ。
『すぅ………ご迷惑おかけしてすみませんでした。』
ベッドで土下座した私を
すっごい笑ってくる空
笑いが収まらない空をおいて
寝室を出た瞬間…
「あ、おはよー」
『ま、ママ!?』
ママがご飯を作っていた…
「……」
私の姿を見つめ何か察した表情に嫌な予感
後ろのドアが開いた音がしたと同時に
ママの口が開いた
「あ、アバズレデビューか」
「…え?」
(……タイミングくそかッッ!!)
「あらあらすっごいイケメンね!」
「ありがとうございます♪」
突然の母親登場なのに
空は臨機応変にすぐ馴染み始めた。
「ほら2人ともご飯食べよ〜」
「あ、いただきます♪…………後でゆっくり聞かせてもらうね、アバズレデビュー」
後半コソッと耳打ちした空に
サァッと血の気が引いた
(いや、待てよ?焦る必要ないよね?ヤッてはないんだし、うん。そうだ、落ち着け私)
頭で整理しながらご飯を食べた。
………
「で?」
食べ終わった瞬間、後はごゆっくり〜と
さっさと帰りやがったママ
笑顔で聞いてくる空の圧に負け白状しました、まる。
『…って感じで……でっでもほら!漫画に憧れてただけだしっ!?』
突然抱き上げられ連れてかれた寝室
乱暴にベッドへ放り投げられ
空が上に乗り組み敷かれた事に気付いた
『っ!?』
「…良かった。安心したよ。」
そう言って唇へとキスをされた。
ファーストキスを奪われ
ゆっくりと激しくなっていった。
そこからはもう必死で必死で……
初めての行為に戸惑いながらも
何とかついていった。
行為の終わりを感じたが
「やば、良すぎるんだけど…ッ」
また感じる異物感に
二回戦目を察した。
何回戦目かで慣れてきた私は
“床上手”が発揮され応える事が出来た。
気付けば外は薄暗かった。
ハァハァと2人深呼吸…
「芽咲、アバズレ卒業ね?」
やっと収まったのかそう言う空
『え、なんで?』
「俺がいればいいでしょ??相性良かったんだし♪これからよろしくね?彼女ちゃん♪」
笑顔な空にあんぐりと口が開く
『え、まって、ヤッたら彼女になる訳?ホストなのに?え?私何人目の彼女になったの?笑』
さすがに冗談だと思って言う
……が
「残念ながら冗談じゃないからね?俺、客と寝た事ないし?芽咲だけだし…あ、なんなら籍入れちゃう?♪」
『…………本気?』
「え?もちろん♪それに、本気になっていいって芽咲が言ったんだよ?」
(ホストなんだし、すぐに別れたくなるだろうし……とりあえずはいっか、気持ちよかったし笑)
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