第2話 口が悪い清楚ヤンキー

目的『幼馴染』に会うことー


それは、中学の同級生 森下海斗。

幼稚園のころ、母親同士が仲良かったことから、繋がりがはじまり、おなじ習い事をするまでになった。そのまま小学校、中学校に上がり、高校決めのとき、県内でも進学、就職が幅広い凰壮高校に海斗は進学を決めた。

理由は単に夢がまだ決まってないから。

うちには夢があったから、海斗と別れて州側高校に進学した。

まぁ、夢は諦めたけど。

幼馴染だけあってこっち側に来た後、すぐにでも会おうと思ったが、あっち側でいざこざがあったのでまだ顔を合わせられずにいた。

なので、休み時間を理由に会いに行くことにた。


「えーと、どこだ。海斗のクラスは」


ただでさえクラスが多いのに、この中から海斗単独を見つけるのは厳しい。

休み時間も10分と短いのでさっさと会いに行きたい。小走りにチラ見する程度で探して見るが見当たらない。

ついにはクラスの一番端まで来てしまった。

ここまで来たら見つけることは出来なさそう。


「次の休み時間にまた探すか、、、」


そう小声で呟いていたら、後ろから、、、


「何小声で言ってんのよ、」

「は?」


いきなり声が聞こえたので、驚いて声をあげてしまった。

声をかけられて、した方向を向かない奴などいないので、うちも後ろを向いて見ると、


「は? じゃないわよ、小声で何言ってんの?って聞いたの。」


と言う女子が振り返ったらいた。

かなりの別嬪さんなので、すぐに返答ができず、固まってると、


「じゃあ、質問を変えるわ。なんでここにいるの?」


と聞かれたが、さすがに脳と口は順応していってカタコトだが、答えられるようにはなってきた。


「え、えっと。探してる人がいて、見つからなかったからここにいます」

「誰よ、それ」


思ったより返答早いな、コミュ力高すぎ。

そして威圧感が半端ない。清楚な見た目してヤンキーですか?

と言っても、まだ彼女のやつしか言ってなかったね。

清楚ヤンキーの見た目は黒髪ポニテにちゃんとした身なりした女子。ただ話した時にわかる。口は悪い。


「森下海斗ってどこのクラスかわかる?」


そう彼女に問いかけると


「知らない名前ね、誰かわかんないわ」


わかんねぇのかよ、期待しちまったじゃねぇか。

おっと口が悪くなる。彼女の影響ですかね。


「知らないのかよ、、、」

「あら、ごめんなさいね。力になれなくって、私も暇じゃないのよ。」


そう煽り気味に答えてくる。

うわー。まじでムカつく。陰で悪口言われてるタイプだろ。とまで思うヤバさよ。

煽りには煽りよ。


「じゃあ逆に聞きますけど、あなたはなんでここにいるんですか?」


と問いかけたら、

彼女の顔が急に赤くなって


「お手洗いよ!!目の前トイレでしょ!!周り見てよ、デリカシーないわね、このは変態!!」


鼓膜が破れるかくらいの声量で怒鳴られた。


「ちょっ、うるさっ。」


教室の前で騒がないでもらいたい、だがその願いは叶わない。さっきのやつで周りのクラスの人たちが覗き始めた。


「誰あの人?」

「薔薇姫と話してる、、」

「変態って聞こえたけど。」

など多数。


こいつには羞恥心はないのか、と思ったが、普通に顔面真っ赤にしたのうちでした。

ちょっと時間が経つと、彼女はだんだん落ち着いてきて、周りに人がたくさん集まってること気がついたのか、


「もうかかわらないでよ、この変態っ!」


と言って、彼女自身のクラスに戻っていった。

この一言で、あだ名が「変態」になりそう。

そんな嫌な未来のことを思いつつも、自分も授業が残ってるので、クラスに戻ることにした。


海斗はまた次にでも探そう。


それと、これからのあだ名が「変態」になりませんように。

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