第二十話 テスト(後編)
風紀委員のみんなで勉強を始めてからすぐに魔術高等学園でのテストの日がやってきた。
教科は国語、数学、英語、理科、社会と一般の学校となんら変わりの無いものだ。
テスト合計点数は500点その内赤点(30点以下)を取った教科は補習というルールで行われている。魔術を使ってカンニングや不正行為をしようとする者もたまにいるが当日は魔術に該当するものを全て遮断させる遮断器が各クラスに5台ずつ設置してあるためカンニング対策はバッチリだった。
一教科目のテストの開始のチャイムがなり大愛たちもテストを開始した
(•ө•)6時間後
休憩や昼休みなどを挟みつつテストが全教科終了した、テスト返却は翌日のため生徒はすぐに帰路に着いた。
大愛たち第六部隊の5人は一緒に風紀委員の寮に向かって歩いて、テストについて蓮哉から語り始めた。
「みんなはテストどうだった?」
「私は…普通かな?」
咲綾が答えるとそれに続いて電透、凛奈の順番に答えた
「俺も普通だな」
「私はまぁぼちぼちって感じかな?強いて言うなら理科がちょっと難しかったかなって感じ」
「俺はやれることはやった!」
自信満々に答える大愛を電透は鼻で笑った
「赤点回避さえできてればお前と蓮哉はなんでもいいだろw」
「まっ、まぁね」
そんな話をしているうちに寮につきそれぞれの部屋に入った。
(・θ・)翌日
今日はテスト返却と順位発表があるそれ以降は自由参加のため午後は簡単な打ち上げの予定を立てていた。
大愛たちは壁に張り出されたそれぞれの順位を確認した、1年生は全員で250人いる全員での目標は半分より上の順位を取るというのものとがあった。
自分の順位とテストの合計点を確認してからみんなで集まり順位を語り出した。(テスト返却後)
電透「俺は3位だったよ、まぁ予想より高かったかな合計点は492だった」
咲綾「私は26位だったよ…みんなで立てた目標も個人目標も達成できたよ点数は452点」
凛奈「私は48位だったわ、まぁ予想どうり理科は補習まで行かないけど悪かったかな合計点は389点」
「で、残り2人お前らはどうだったんだよ」
電透が威圧しながら問いかけると蓮哉から答え始めた
「順位は187位!点数は150点で全教科ギリギリ赤点回避だったぞ!」
「って逆になんでそうなるんだよ次はもっと余裕もってやれよ、で大愛はは?」
「おっ俺は〜」
なんだかたどたどしい大愛を見て電透は何かを感じとった
「まさか…お前…」
「ほっほんとにわざとじゃないんだよちゃんと勉強もしただろぉ」
「そんなことはどうだっていいんだ結果だよぉ結果!」
「順位は…235位で点数は126点…でした…」
それを聞いた瞬間電透の体内に落雷のごとく雷が走る
「なんだとぉぉぉお前このやろぉぉぉふざけてんのかぁぁぁ」
その後大愛は電透に完膚なきまでに雷を打ちつずけられた
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