第45話 重賞レースと歪み

やって来ました、日本ダービーの日。

しっかり仕事して休みを取ったキリア。

今回は絶好調だ。


(キリア サキュバス)

キタぁああぁぁぁっ!!

3連単、18.7倍!

39万2700円!!


(ナギサ)

好調だなぁ。


(キリア)

今回は3連勝だ。


(クラン王国王都クラン ギルド職員 アンナ:女)

この後も全賭け?


(キリア)

いや、本命は終わった、ここで切り上げだ。


(早乙女 椿)

意外ぃ……


(キリア)

俺は無駄な賭けはしねぇ〜。

本命終われば、そこで終了だ。



次の週、安田記念。


(キリア)

くうぅぅぅっ、キビシイぜ。


(椿)

2連敗で、もう1000円しかないじゃん、やめたら?


(キリア)

何言ってんだ!

諦めたら、そこで試合終了だ!



で、本命、安田記念。


(キリア)

おらああぁぁぁっ!!

3連単、27.8倍、27800円だ!

勝ったぜ!!


(ナギサ)

なかなかやるな。


(王都ギルド職員 アンナ)

先週に続いてなかなかよね。

来週は?


(キリア)

もちろんやるぜ。



そして宝塚記念。


(ナギサ)

なかなかやん。


(キリア)

任せろ!今、32800円だ。



本命、宝塚記念!もちろん全賭けのキリア。


(キリア)

よっしゃああぁぁぁっ!!

3連単、49.9倍!163万6720円だぁ〜!!


(ナギサ)

過去最高金額じゃないか?


(キリア)

だな。

美味いもん食って帰ろうぜ(ニヤリ)


(ナギサ)

神戸牛のステーキ、A5ランクといこうか。


(椿)

賛成!


(キリア)

俺の奢りだ。



という事で、ステーキ匠に行った。


(ナギサ)

焼き方は"ミディアムレア"か"ミディアム"が美味いぞ。


(キリア)

?レアって?


(ナギサ)

まぁ、やってみな。

こっちの世界の良い肉なら大丈夫だ。


 

全員"ミディアムレア"で注文する。


(キリア)

なんだ?生じゃねぇ〜か!


(王都ギルド職員 アンナ)

赤いのって、生よね。


(ナギサ)

それが違うんだ、火は通ってる。

絶妙な火加減な。

あっちでやる勇気はないが、こっちの、特に良い肉は、コレが美味い。

騙されたと思って食べてみ。


(椿)

いっただきまぁ〜す!


(キリア)

お、おい、平気なんかよ!


(椿)

こっちじゃね。



恐々食べてみるキリアとアンナ。


(キリア)

うんめぇ〜!今日の肉は最高に美味ぇ〜!!


(王都ギルド職員 アンナ)

A5ランク、やっぱり違うわ、脂が甘い!

しかも焼き方が最高!!


(椿)

柔らかくて、お肉が口の中で溶けるよね!


(ナギサ)

やっぱり美味いな。

ここまでなると、生でも大丈夫だからな。


(キリア)

生でも大丈夫な肉!


(王都ギルド職員 アンナ)

凄いわね!



4人はA5ランクの神戸牛ステーキを堪能して帰った。

帰ったら、変な話がやってきた。


(ロロア魔王国魔王 カイン・ロロア サキュバス)

シルフィア様、国境の不干渉地域で妙な事が起こっています。


(ナギサ)

妙な事?


(カイン・ロロア)

はい、景色が歪むと。


(ナギサ)

景色が歪む?


(カイン・ロロア)

はい、それも蜃気楼のようなものではなく、捻じれるように歪むと。


(ナギサ)

行ってみます。



ナギサはその"歪む"という場所にやって来た。


(ナギサ)

なんだこれ?たしかに歪むな。


(キリア)

ああ、尋常じゃない歪みだ。


(ナギサ)

えっ?キリア、居たの?(驚)


(キリア)

居たよ!今更驚くなよ!俺はお前の補佐役だ!


(ナギサ)

あの世界にも行けるしな。


(キリア)

それは役得だ!



そこへ……


(椿)

師匠ぉ〜!


(ナギサ)

誰?


(椿)

可愛い弟子です、師匠!

つい最近、会いましたよね!


(ナギサ)

死んだかと……


(椿)

死んでません!


(ナギサ)

惜しくない人を……


(椿)

勝手に殺さないでください!

って、惜しくない人って!!(涙目)


(ナギサ)

で、何しに来たんだ?


(椿)

調査ですよ、変な現象の!


(ナギサ)

そうか、頑張れ。



そう言うと、ナギサは椿の背中を押す。


(椿)

ちょっ、押さないでください!

危ないじゃないですか!


(ナギサ)

調査だろ?行って来い。


(椿)

なんでです!一人は嫌です!


(ナギサ)

骨は拾えない。


(椿)

拾ってください!(涙目)


(ナギサ)

しかし、どう調査するよ、これ……


(椿)

行ってみるしか……


(ナギサ)

頑張れ!


(椿)

押さないでくださいよ!師匠!


(ナギサ)

弟子の試練だ!


(椿)

こんな時は師匠も一緒ですよ!


(ナギサ)

えぇぇぇっ!!!(嫌顔)


(椿)

露骨ですね!


(ナギサ)

まぁ、ちょっと覗いてみろ。


(椿)

ちょっとだけですよ、押さないでくださいよ、ホント押さないでくださいよ、絶対押さないでくださいよ。


(ナギサ)

分かった。



そう言うと、ナギサは椿の背中を押す。


(椿)

なんで押すんですか、師匠!


(ナギサ)

押すな、ホントに押すな、絶対押すなは押せだろ?


(椿)

違ぁ〜う!


(ナギサ)

ぶっちゃけ、お前なら死んでも良い。


(椿)

酷い!(半泣)


(キリア)

コイツなら生き返らせれるだろ。

お前、出来んのか?


(椿)

ううぅぅぅっ……そうでした……


(ナギサ)

安心して逝け(微笑み)


(椿)

死ぬこと前提ですか!(泣)


(キリア)

良いじゃねぇ〜か。

ちょっとだけ、先っちょだけ(笑)


(椿)

良くなぁ〜い!って、なんの先っちょですか!(大涙)



ギャァギャァ言いながら調査する3人。


(ナギサ)

これ、行くしかないな……


(ロロア魔王国騎士団団長)

では、我々も!


(ナギサ)

いや、ボクらだけで行く。

異世界だとしたら、何が起こるか分からん。

それに軍で行けば、向こう側に軍が居ればややこしくなる。

それと行ってる間の守りだ。

これを聞いて良からぬ動きをする国が出てきたら厄介だ。

ロロア魔王国を守ってくれ。


(騎士団団長)

しかし……


(ナギサ)

ボクはロロア魔王国を失いたくない。

必ず帰って来る。

信じて待っていてくれ。


(騎士団団長)

分かりました、ではご武運を。


(ナギサ)

という事で、椿、先に行け。



ナギサは椿を押した。

身体が半分入ったところで引き戻した。


(椿)

何するんですか!師匠!


(ナギサ)

無事、越えれそうだ(笑)


(椿)

師匠ぉ〜!!(泣)


(ナギサ)

なら行くか、どうすんだ?椿。

ドラコ王国の代表だろ?


(椿)

行きますよ!行けば良いんでしょ!師匠が行くならついて行きます!


(キリア)

オレは行くぜ?コイツの補佐役だ、行かねぇ〜理由が無ぇ〜!


(ナギサ)

大丈夫か?

人族のみの世界とか、人族vs魔族って事もあり得るぞ?


(キリア)

お前が居れば大丈夫だ。

逆に人族vs魔族だった場合、俺が居た方が都合が良いだろ?


(ナギサ)

ならそうするか。



という事で、3人で渡る事にしたナギサ達。


(カイン・ロロア)

なっ、シルフィア様が……


(騎士団団長)

はい、必ず戻ってくると。

それまでに、他国が良からぬ事を仕掛けてきた場合に備えて守りを固めろと申されました。


(カイン・ロロア)

分かった。

守りを固めるのだ。

シルフィア様が愛してくれたロロア魔王国を守り抜くのだ。


(騎士団団長)

はっ!



その頃……


(ドラコ王国国王)

なっ、椿が……


(ドラコ王国騎士団団長:女)

はい、ナギサ様と一緒に行かれました。


(国王)

で、ロロア魔王国は守りを固めるのだな。


(騎士団団長)

おそらく。

ナギサ様が言いましたから。


(国王)

たしかにナギサ様の言う事には一理ある。

我が国も守りを固める。

カルマ魔王国の事もあるからな。


(騎士団団長)

はっ!



ロロア魔王国、ドラコ王国、共に万が一に備えて守りを固めるのであった。

歪みを抜けたナギサ達は……


(ナギサ)

やっぱり……


(椿)

異世界ね。


(ナギサ)

まだ決めつけは早い。

単に何処かに飛ばされた可能性もある。


(キリア)

調べるしかねぇ〜か。


(ナギサ)

その前に魔法のチェックだ。

使えなきゃ厄介だ。



一同、魔法のチェックをする。


(ナギサ)

発動した。


(キリア)

俺もだ。


(椿)

私も問題ないわ。


(ナギサ)

威力のチェックだ。



ナギサは大木に傷を付ける程度の"ウィンドカッター"を飛ばした。

大木が切り倒された。


(ナギサ)

威力は要チェックだな。



キリアも"ウィンドカッター"を飛ばした。


(キリア)

マジか……



椿も試す。


(椿)

なんですか、これ。


(ナギサ)

周りに余計な被害が出ないように要注意だな。


(キリア)

いつもの感覚で使うとやべぇ〜(汗)

 

(椿)

き、気をつけます(冷汗)


(キリア)

って事は?


(ナギサ)

まぁ、十中八九、異世界だな。

では調査するか。


(***)

きゃああぁぁっ!!


(ナギサ)

あゝ、お決まりきましたが……


(椿)

颯爽と助ける王子様(苦笑い)


(キリア)

それ、なんかの英雄譚で見たぞ(苦笑い)


(ナギサ)

見捨てるか。


(椿)

そうねぇ〜、助けたら、どっかの国の王女様とか、領主のお嬢様とか、大店の娘とか……


(キリア)

なんか面倒になりそうだよな(ため息)



お前ら、助けてやれよ、人でなし(笑)


(***)

助けてぇ〜!誰か助けてぇ〜!!


(ナギサ)

誰か助けてやって(ため息)


(椿)

王子様のチャンスよ(ため息)


(キリア)

誰も助けねぇ〜なら諦めろ(ため息)



お前ら、悪魔か(笑)


(***)

誰か!誰かぁ〜!!


(ナギサ)

なんか余裕ありそうだな。


(椿)

ホントの危機なら、そんなに叫んでる暇ないよね。


(キリア)

大した事ねぇ〜んじゃねぇ〜か?



いや、結構必死だと思うぞ。


(キリア)

どうする?見に行くか?


(ナギサ)

えぇぇぇっ!!!(嫌顔)


(椿)

ですよねぇ〜!(嫌顔)



とりあえず見るだけでも行こうか。


(***)

嫌ああぁぁぁっ!!


(ナギサ)

うっさいなぁ〜(ため息)


(椿)

もう、如何にもイベントですよ。


(キリア)

仕方ねぇ〜から付き合ってやるか?定番。


(ナギサ)

どうする?


(椿)

こなさないと先に進まないですね。


(キリア)

いや、"げーむ"じゃないから大丈夫だろ。



そういう問題じゃないと思うぞ。


(ナギサ)

仕方ない、行くか。



声のする方に行ってみた。

そこには植物のような魔物に絡められた女が居た。


(ナギサ)

変わってるな……


(椿)

この世界の人?でいいのかな?

頭が下にあって、足が上なんだ。


(キリア)

って事は顔2つ、いや首から上が2つ?

いや、下が頭か?


(***)

なんでですか!

逆さまになっているんです!!


(三人)

えぇぇぇっ!!!(驚)


(***)

なんで驚くんです(涙目)



すると、樹液?が出てきて身体を濡らす。

濡れたところの服が溶けだす。


(***)

嫌ああぁぁぁっ(涙)


(椿)

エロイベント発生(ニヤッ)


(キリア)

あの魔物に犯されるヤツな(ニヤッ)



お前ら、どんなゲームやってんだ?


(ナギサ)

あの魔物に孕まされて卵産むやつ?


(椿)

そうそう、産卵アクメね。


(キリア)

この魔物ならそうだろな。



お前ら、エグいエロゲーやってんな……


(***)

お前ら、見てないで助けろや!!


(キリア)

お前ら?(冷たい目)


(ナギサ)

見てないで?(嫌な目)


(椿)

助けろや!だそうですよ、師匠(ゴミを見る目)


(***)

いや、あの、すみません、助けてください(大涙)


(ナギサ)

もうしばらく見てようか?


(椿)

そうですね、これも調査ですね。


(***)

なんでよ!助けてよ!このままじゃ溶かされて養分にされちゃいます(滝涙)


(ナギサ)

そのまま溶かされるん?


(***)

違います、服を溶かして裸にした後、そこの蜜壺に入れられて溶かされるんです。


(キリア)

なら、まだ余裕あるな。


(椿)

どうやって取り込むのか見ないとですね。


(ナギサ)

そうだな、それからでも間に合うな。


(***)

人でなしぃ〜(泣)


(キリア)

取り込まれた後もどうなるかだよな。


(***)

それはいっぱいあるじゃないですか。

幹の一部ですよ、ミイラみたいなのも見えますよね。

完全に取り込まれたら分からなくなりますよ!(流涙)


(椿)

そこまで調べます?


(キリア)

いや、中途半端のもあるから時間かなりかかるんじゃね?


(ナギサ)

そこまで待てないな。


(***)

嫌ああぁぁぁっ(号泣)


(椿)

入れられたとこまでで良いですね。

どのように動くか調査しましょう。


(***)

アンタら鬼か!(泣叫ぶ)



結局、入れられるまで観察していた。


(椿)

なるほど、トレントみたいな動きですね。


(ナギサ)

しかし、木じゃなく蔓だな、植物か。


(***)

@#&!@#&!……


(キリア)

なんか踠いてんぞ。


(ナギサ)

あっ……


(椿)

忘れてました(テヘッ)


(ナギサ)

 【ウィンドカッター】



ベチャ……

樹液でデロデロになった女が出てきた。


(椿)

エロい!(鼻息)


(キリア)

"げーむ"みたいだな。


(ナギサ)

女だったんだ!(驚)


(***:女)

服、溶けた時点で分かりましたよね!(涙目)


(ナギサ)

で、人間か?


(***:女)

それ以外の何に見えるんですか!(半泣)


(椿)

ハーフエルフ、サキュバス、かな?


(キリア)

吸血鬼ってのもあるぞ。


(***:女)

そんな風に見えます?


(ナギサ)

居るんだ。


(***:女)

はぁ?

居ますよ!


(椿)

で、人間と魔族が対立して……


(***:女)

なんでです?

普通に一緒に暮らしてますよ?

魔族は力が強かったりするので、力仕事には助かってます。

手先は人間の方が器用なんで、細工仕事なんかは人間が多いですかね。

ドワーフの作る鉄製品は一級品ですよ、とくに刃物なんか匠ですね。


(ナギサ)

魔族と人間の共存する世界か。


(***:女)

なに言ってるんです?

常識ですよ?


(椿)

私達、"異世界"から来たんですよ。



そう言うと、マントを脱いだ。


(***:女)

なっ、なんという格好してんですか!


(キリア)

あぁ?俺、サキュバスだからな。


(椿)

私、人間だし。


(ナギサ)

ボクも人間だよ。


(***:女)

嘘つけぇ〜!

なら、なんちゅう格好してんですか!


(ナギサ)

カッコいいから。


(***:女)

露出狂ですか!


(キリア)

コイツは俺らの国に居るからな。

この方が目立たねぇ〜。


(***:女)

貴方も大概な格好してますよ!


(椿)

違うの?


(***:女)

いえ、貴方は普通です。

騎士の方ですよね?


(椿)

いや、一般人って言うか……


(ナギサ)

貴族だろ、伯爵だし。

領地もあるやん。


(椿)

うーん、師匠と同じ"異世界人"だから、どうなんだろ?


(***:女)

貴方はサキュバスですよね。

っていうか、そんな格好、娼婦しかしませんよ?


(キリア)

なら、どんな格好だよ。


(***:女)

私と同じです。


(椿)

裸族だって。


(***:女)

違ぁ〜う!


(ナギサ)

これか?



ナギサは"ストレージ"から服を出した。


(***:女)

罪人ですか!

奴隷でもまだマシな格好してますよ!


(椿)

奴隷、居るんだ。


(***:女)

居ますよ。

愛玩奴隷とか、身の回りの世話係とか、メイドの下ですね。

犯罪奴隷も居ます。

あと、その、えーっと……


(キリア)

性奴隷か?


(***:女)

はい。


(ナギサ)

じゃあ、これか。


(***:女)

それ、メイドです!メイド服!


(ナギサ)

これ?


(***:女)

うーん、私には普通です、貴族ですから。

平民は違いますけど。


(ナギサ)

こんなやつ?


(***:女)

そう、それ、平民ですね。


(椿)

お金は?


(***:女)

ありますよ。


(ナギサ)

出せ。


(***:女)

賊ですか!(涙目)


(椿)

紙のお金とか。


(***:女)

なんでお金が紙なんです?

金貨、銀貨、銅貨、鉄貨ですよ。


(キリア)

紙があるのか?どんなのだ?


(***:女)

動物の皮を薄くしてなめしたのですよ?

貴族なら使いますよね?


(ナギサ)

なるほどな。


(***:女)

なんで知らないんです?


(ナギサ)

それはボクらがこの世界の者じゃないからだ。


(椿)

歪みって聞いた事ない?

空間が歪んだの。

それの調査に来たのよねぇ。

先がどうなっているのか?

どんな世界と繋がったのか?

どういう影響があるのか?ってね。


(ナギサ)

今分かったのは、

どうやら魔物が居る事。

魔法が使える事。

魔族と人間が居て、共存している事。

通貨の状態かな。


(椿)

魔物の種類も調べないとね。


(キリア)

それも調べるのか?


(椿)

せっかく来たんだから、よく調べようよ。


(キリア)

なんか面倒くせぇ〜なぁ〜。



という事で、調査に乗り出す事にした。


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