少年と幽霊になった少女との交流を描いた作品です。その安心感を担保してくれる設定を土台に、とにかく爽やかな空気感を楽しむことができる作品です。適切な言葉が浮かばないのですが……この作者様の言葉選びのセンスが素晴らしいのでしょうね。とにかく拝読してて心地良い。まるで夏の日に木陰で清涼飲料水を飲んでいる時のような……そんな安心感と爽やかさ、そして懐かしさと染み込むような不思議さ。小説を読んでて「心地良くなれる」ありそうで無い機会をぜひ、この作品で感じてみませんか?