そのTSコスプレオタク、最強につき

ゆみ

第1話 コスプレは、楽しい

俺は、横山愛理である。


生まれたとき、本当に男の子ですか?

と実の親にすら聞かれたことがあるレベルの美少女である。


そんな俺のいる世界には、30年前に世界中にダンジョンが現れた。


世界中混乱に包まれつつも、政府が自衛隊などを駆使し調べたことでこれらのことが分かった。


・ダンジョンに入るとスキルが使えるようになる

・ダンジョンで手に入れた力は地上でも行使できる

・ダンジョンの中でとれる鉱石または、魔物が落とす鉱石は、電力として使うことができる

・スキルは入った時に1つもらえるが、ダンジョンの宝箱や、魔物、スキルによっては、スキルが増えることがある

・ダンジョン内には、Wi-Fiがある

・100層ごとに上層、中層、下層、深層に分かれていると言われているが深層にすら入ることができていないため詳細は不明


っとここ前の説明で分かると思うが、ダンジョンは一般開放されてすぐ、娯楽となった。


スキルを使った迫力のあるモンスターとの戦いは、すぐに人々を虜にした。


そんな俺は、今日、友人とこんな会話をした。


__________________


「なぜおまえは土下座している」


学校に着いたとき、俺の机の前で土下座をしていた友人に、そう声をかけ、とりあえず椅子に座らせた。


そのまま用件を聞くと、


『お前のコスプレ画像見せてくれ』


自分の一番の秘密が出てきて戸惑い、少し大きな声を出しながら、友人、山下大輔の口をふさいだ。


「おまっ!どこでそれを知った?」


とりあえず原因を探るために、率直に聞いた


『この前、お前の家にゲームしに行ったときに、クローゼットの中を偶然見まして』


この時、コスプレ衣装を別保管することを決めた。


「お前、それほかの誰かに行ってないだろうな?」


『神に誓って、誰一人にも言っていない、だから一枚だけでも、お前のコスプレとか絶対かわいいやんけ』


そういわれまんざらでもないような気持ちになった俺は、口止め料の意味も込め、今流行りのアニメキャラのコスプレ画像を友人のスマホに転送した。


「絶対誰にも言うなよ」


『え?まじ!いいんすか、ごちそうさまです!』


大輔は、スマホを開き絶句した。


『本物やん...』


画像に映っていたのは、流行りの異世界アニメにいる、魔法使いの女の子、赤い髪のオッドアイ、まるでそのもののようだった。


「あんま見ないでくれ恥ずかしいだろ」


『俺、お前なら抱けるよ』


「くたばれ!」


________

今日は、散々なことがあったが、そんなことがどうでもよくなるほど、いいことがある。


先日俺は、15歳の誕生日を迎えた。


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