推敲の話と、レビューは人のためであり自分のためでもあるよね、という話。

前回、書き手は純粋に読み手目線になれないというお話でした。


でも、もしかしたら、書き手だけど読む時はがっつり読み手目線で楽しめるよ!

という方もいらっしゃるかもですよね。


いいなあ。

きっと、頭の中の切り替えがしっかりできるんですね。

そういう方は、推敲もお上手なんだろうなあ。


私は、作品まるごとの推敲をするときに数カ月~年単位で寝かせることがあります。

はい。時間をかけて強制的に頭から自作品の情報を抜くんです(苦笑)

なので、かなりブラッシュアップできます。

でもかなりの確率で、以前は「上手くできた♪」と思っていた部分の粗さに自分でツッコミを入れる事態になっちゃうんですけどね。


ただ、そんなことをしてると一つの作品が納得いく形になるまで長ーい時間がかかっちゃいます。そう考えた時に、

ああ、だから作家さんの傍には編集者さんや校正者さんがいらっしゃるのだなあとしみじみ思いました。


 あと、レビューのコメントについて、自分の向き合い方を少し。


レビューついては、悩まれている方が結構たくさんおられるのではないかしら、と思っています。


頂けるのは、とっても、とっても! 嬉しいです♪

初めて☆、コメント付のレビューなんて贈って頂いた時はもう、ほんとに脳内がお祝い一色、フェスティバルでした。

きっと、すっごいドーパミン出てたと思います(笑)

ドーパミンは、別名幸せホルモン。

やる気や幸せを感じさせてくれる脳内物質です。


心身の健康に役立つのが実感できるような喜びでした。

☆さまだけでも、もちろんすごーく嬉しいですが、コメントを頂けると、読んで下さった方がどんなふうに作品を受け取ってくれたのか、感じ取ってくれたのか、ということが分かるのが、嬉しいですよね。


身に余る言葉を頂いて、照れながらも何度も読み返しちゃうコメントとかもあって。


ああ、書いてよかったなあって。

報われた気持ちになります。


なので、私はなるべくレビューのコメントを書くようにしています。

嬉しい気持ちのお返し、という意味もありますが、もう一つ理由があって。


 それは、自己研鑽です。


はい。

レビューはもちろん、作者さまの応援や面白かったよ!の気持ちを込めて書くのですが、


・作者さまが伝えたかったところ、大切にしていたところはどこか。

・素敵だな、と思ったところは。

・この作品ならではの特徴は。

・個人的に琴線に触れた部分は。


簡潔にまとめつつもレビューを読んだ人が「面白そう」と思ってくれるような文章。


そういうことを考えながら書いています。

見出しの部分とかは、結構毎回悩みます(苦笑)


でも、そうやって悩みながら書いているうちに、

ああ、これも勉強させてもらってるなあ、と感じました。


もちろん、最初はこんな新参者がレビューをするなんて。

あまつさえコメントするなんておこがましいと思っていたのですが……。

☆やコメントを頂くという経験があまりに嬉しかったもので、今はちょこちょこと書かせて頂いております。


本当は全部に書きたいくらいですが、どうしてもしっくりくる表現が出てこなかったり、こちらの技量不足で作品が捉えきれない時は☆だけ、という時もあります。


なんか、うまくまとまらないのですが、応援する気持ちはあります!!


という感じで押させて頂いております。


ということで。

今回は、推敲とレビューについてのお話でした。




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