第39話 登録者が伸び~~~る!?


配信活動をスタートした次の日、俺はシエルとオニキスと今でゆっくりくつろいでいた。


「翠は実家に帰って、真奈美たちは叔父さんからの連絡で家に一度顔を出してくれと泣き付かれたみたいで帰ったからか・・・静かだなぁ~~~」

ヒ~~~ン

ぽよん


全員でだらけていた。昨日の配信は大体10~20分ぐらいだが、

体感で2時間近く感じたんだよな。


「これを毎日やっている配信者ってすごいな」


とのんびりしていた時だった。


プルルルル!!プルルルル!!


と電話が鳴った。

誰からだろうと取ってみると、翠からだ。


「もしもし・・・」

『大変よ!?』

「ビックリした!!こんな朝早くからどうしたんだよ?」

『登録者数が5万を超えたのよ!?』

「・・・・・マジで!?」


慌てて自分たちのチャンネルを確認してみると・・・


「・・・マジで達成している」


しかも、まだまだ増え続けているんだが。


「これは・・・・現実か?」

『現実よ!?私も驚いたわ』

「従魔の力はすごいなぁ~~~」


あっ!?今、8万人突破した。


「これは・・・今日中にどこまで伸びるかな?」

『このままの勢いなら、今日だけで30万人は突破すると思うわよ』

「・・・実感がねぇ」

『次の配信は明日にするのよね』

「そうだけど?」

『なら、明日の配信は10万人達成記念の質問コーナーにした方がいいと思うわ』

「そうか?」

『今、ネットはあなたのチャンネルでもちきりよ。可愛い従魔だとか、どこに行けば会えるかなとか、どうやって従魔にしたんだとかって』

「そっか~~~。って場所は多分、山梨県までは特定されるかもしれん」

『ネットに写真が載っていたんだっけ?』

「そう」


写真自体は消えているし、ここ自体はバレることはないと思うが、

山梨県内をウロウロされたらいずれかはバレるかもしれないな。


「今日はとりあえず、朝はのんびりして、昼は草抜きでもやろうかな」


と登録者についてはいったん頭の隅に追いやって、

今日をどう過ごそうか考える俺なのであった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・


昼飯を食べて、草抜き頑張ろうとした時にまた電話が鳴った。


「今度は・・・瑠莉奈からか?もしもし」

『もしもし・・・じゃないよ優兄!?』

「ど・・・どうしたんだ?」

『優兄のチャンネル見たけど、すごいことになっているよ!?』

「翠からも連絡があったから知っているよ」

『・・・今の時点で10万人超えているんだよ』

「・・・そこまでいったのか!?」


もう、驚きを通り越して、何も出てこないんだが。


『コメント欄なんて、「この配信者はどこ住んでいるんだ!?」とか「従魔可愛い!!」とか、そのほかにも英語とか中国語とかのコメントもあるんだよ』

「実感がほんと湧かないな」

『けど、気を付けてね。こういうチャンネルにはアンチが絶対付くから』

「そこは大丈夫だ。3年ブラック企業に勤めていたんだぞ。

心無い発言はずっとされてきているからメンタルは強いぞ」

『けど・・・疲れて田舎に引っ越したんでしょ?』

「・・・それを言われたら何も言えないな」


実際、一度心療内科に見てもらって、

『仕事から一旦離れないと、あなたの心が持ちませんよ』

と言われたのがきっかけだったからな。

その後の上司の発言で一気に辞める方に振り切ったんだよね。


「ギルドに行ったら、囲まれそうだな」

『・・・ガンバレ』

「頑張る」


と瑠莉奈との電話が終了した後、俺は1人黄昏るのであった。


(明日の配信で、少しくぎを刺すぐらいはした方がいいよな)


それぐらいはしないと、シエルとオニキスのストレスがたまるかもしれん。

後、車や電車に乗っていくと後をつけてくる輩もいるだろうからそこも考える必要があるな。

これは高橋さんに連絡を入れて対策を考える必要があるな。


そう思い、チャンネルを確認したら・・・・


「もう・・・14万人達成しているんだが」


とビックリしつつ、SNSで「10万人突破記念!!質問返答!!」と書いて、

「質問を今から受付しますので、どんどん書き込んでください」

と載せたところ・・・


「・・・質問がどんどん来ているんだが」


これは通知を切ったほうがいいな。


と通知を切って草抜きを始めるのであった。



==================

次回、10万人突破記念の質問返答。

それと、久しぶりにあいつが登場!?


この度、この小説が☆2000を達成しました!!

初めてのことなので、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。

これからも投稿は続けていくので、応援よろしくお願いします!!

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