第5話 実行
それはそうと手榴弾を作らなきゃいけないんだった。警備ロボットを遠ざけるために。手榴弾を作るための雷芯と火薬がいるんだが、、、そうだ工場に行けば材料が手に入るかもしれない。雷芯をゲットするのはかなりシビアかもしれないが、やるだけやってみよう。火薬は簡単に手に入る。警備ロボットの弾薬の素材にいるからだ。かなり大規模な工場だからな。ちょっと盗んだくらいじゃばれない。だが工場内にも警備ロボットはいるからな。気を付けて材料をとらないと。柱などを使って警備ロボットの死角を作っていくか。工場は形が入り組んでいて死角になって見えないような場所がたくさんある。そこをうまく利用して盗むところを見られないようにしよう。
そしてアクセルは工場に入り警備ロボットの素材に手を伸ばした。するとその時工場内に警報が鳴り響いた。
「なんだ?」
城内に少数ながらの武装集団が出たらしい。まじでやめてくれ。いまこの街を救う救世主がこの街を救うための素材をがんばって集めてるんだぞ?見つかっちまうだろが。
その時だった。
警報に誘われてやってきた警備ロボットに見つかってしまった!
武装集団などどうでもいいようにぐんぐんと向かってくる。
「やばい!」
俺はとっさの判断でハンドガンを腰から引き抜き、コアを正確に打ち抜いた。
バン! シュゥゥゥゥゥ ギュゥゥゥゥン
警備ロボットは音を立てながらゆっくりと内部からシャットダウンしていった。
だが工場内なのでかなり銃声が大きくなったようで警備ロボットがかなり増えてしまった。
「なんでこんな時に限って!」
かなりの数を倒したか、警備ロットの数は増えている。
きりがない。もうここを逃げるしかないか。、、、いや。警備ロボットを全部壊せば外の軍に通達がいかないし、作戦もストレスなくできる。いや、でもやられるリスクの方が大きいな。どうするか、、、 、、、だめだ今考えてもしょうがない。今は今のことを考えよう。まずできるだけ警備ロボットの数を減らしてから逃げるか。
そしてアクセルは何も考えずひたすら警備ロボットを撃ち続けた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます