未来から手記で破滅の未来を変えていくといういわゆる原作知ってる系の転生とはちょっと違うテイストがいい味を出しています。
「翻弄」。 その一言です。 主人公も、そして読者も。 私の書いている小説にも未来を知ることができるキャラクターがいますが、これだけ未来(が書かれた手帳)が重くのしかかり、それによって物語が大きく動いていくというのは、素直に凄いな……と感嘆しきりです。
異世界に転移した主人公、トウマには未来に起きる出来事が書かれた手帳があった。魔法や剣術とか、異世界ファンタジーでメジャーなチート設定でなく不思議な手帳ひとつで生き抜いていくのは斬新に感じました。まだまだ序盤で謎が多い世界観ですが、少しずつ読み進めていきたいです。
書き換えられてゆく未来主人公は果たして元の世界に戻れるのか?