純粋なお礼

「これ、あげる!」

子どもから、おはじきを二個もらった。

「ほしいおもちゃ、さがしてくれたから!」

笑顔で去っていく背中に、思わず声を掛ける。

「店員のお仕事だから、いいんだよ?!」

小さな背中はあっという間に、店の外へと飛び出した。私の手にある清らかなおはじきが、一瞬だけ輝いた。

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