とある学園の敷地内にある、特別な許可がないと出入りできない神社。
主人公の貴和は、ふとしたきっかけでその敷地内へと入ってしまいます。
やめろって。嫌な予感がするぞ。なんてことを思ったあなた、正解です!
なんと貴和は、それが原因で琴葉という幽霊と遭遇。彼女によって、デスゲームに参加させられる羽目になるのです。
デスゲームというからには、もちろん他の参加者もいます。
彼ら彼女らが参加させられたきっかけは、神社にあるなんでも願いが叶うという、募怪箱にお願いしたから。デスゲーム参加は、願いを叶えた代償だったのです。
いや、ちょっと待て。他の参加者はともかく、貴和は募怪箱にお願いなんてしてないし、願いも叶えてもらってないぞ!
とんだ災難になってしまいましたが、それでゲームのオマケをしてくれるかというと、もちろんそんなことは無し。
他の参加者たちと共に生き残るためのデスゲームに参加するのですが、そのゲームの内容というのがとにかく過酷。
負けたくないのはもちろん、勝っても心のどこかに苦しいものが募っていく。
それでも、勝ち残るしかないのです。死にたくないならば。
学校の敷地内にある、立ち入り禁止の神社。
そこにある募怪箱にお願いすれば、願いが叶うと言う
しかし、旨い話には裏がある。募怪箱に願いを叶えてもらった高校生たちは琴葉という女の子の幽霊によって集められ、願いを叶えてもらった対価として強制的にデスゲームに参加させられてしまった!
主人公の貴和も、ゲームに強制参加させられた中の一人。
だけど彼は他のメンバーとは違うところがあります。それは募怪箱を使っていないということ!
願いを叶えてもらってないのに、巻き込まれるような形で命をかけたゲームに参加させられるなんて、不運としか言いようがありません。
ゲームの参加者は、憎い相手を殺して欲しいなど、よくない願いをした者もいて。だけどそれぞれやむを得ない事情もあって、それでも始まる命懸けのゲーム。
裏切りや騙しあいの起こる中、貴和は生き残ることができるでしょうか?
もっとも生き残ったとして、こんなゲームに参加させられたのです。心に深いトラウマを残すことになるかも?
けどそれでも、生き残ってほしい!
残酷なゲームの数々に、ハラハラしました。