NTRSA〇Ⅲ

楽(がく)

ジグソ〇?

メイク・ア・チョイス

あまりにも許せなかった。

俺に対して浮気をする為に俺に対していじめを誘発した春奈。

彼女であるにもかかわらずなんでそんな非道な真似を。


そう思いながら俺、霜田春馬(しもたはるま)は彼女である沢渡春奈(さわたりはるな)に睡眠薬をジュースに飲ませた。

それから俺は彼女を近所の廃工場に背負って運んだ。

そんな他人の竿を舐めるクソ馬鹿には粛清を。



俺は廃工場の操作室だった所みたいな場所から中を見る。

気絶している彼女の目の前には右左の位置に見える様にノートパソコン2台とノートパソコンに連動したスマホが設置されている。

そして彼女は手と足を縛られている。

動けないように縛った。


その彼女の首には首輪が嵌っている。

首輪は周りを見る為などで首を動かせば全ての機械が強制起動する仕組みだ。

この室内には時計があるがそれは計測の為の時計に過ぎない。

60秒だけやるつもりだ。


因みに何をするつもりか。

それは簡単である。

死ぬ訳じゃないが社会的にはどちらかで死ぬゲームをしてもらう。

どちらか片方を選んでだ。


「...」


因みに操作は目でやってもらう。

目で操作してどちらかの関係性を破壊してもらう。

まあそれは見てのお楽しみ。

おっと。

彼女が目覚めそうだ。


「ちょ。え?」


そう言いながら沢渡は状況が理解出来ない感じで慌てる。

汗を噴き出してから周りを見ていた。

俺は容赦なくナレーションする。


(ハロー。春奈)

「...!?」

(突然だがゲームをしよう。君は今まで大変な苦労を重ねてきたね。友人関係、成績などなど。欺く力、そして人を裏切る力。その事について今日は情報と力を試す時が来た。君は今までその力を養うばかりだったがそれを発揮してもらう。目の前のスマホの画面が見えるか)

「ちょ、ふざ、ふざけないで!!!!!」


電子音に心底ビビっている様である。

俺はその事に薄ら笑いを浮かべながら(ちなみに警察などは来ない。ここはそういう場所だ)と言いながら説明した。


(君の目の前の右に設置されているパソコンはそれぞれ君の友人達、SNSに君がした最低な真似の情報を一気に送信出来る様に設定してある。左のパソコンには君が内定が確約している大切な大学の事務局などに君がやった最低な真似の情報を提供の形で送信出来る様になっている。今からゲームしてもらうが...なに、簡単だ。君はどちらかの関係を捨て去らなければならない。今から60秒を計測する。全てを決めたまえ。60秒以内に全てを決めなければその全てに一斉送信の形を取る様に設定してある。目の前のスマートフォンで右か左かのどちらかを操作したまえ。メイク・ア・チョイス)


その言葉に青ざめながら「...は?」となる春奈。

そう。

このゲームの神髄はここにある。

どちらかを捨て去る事に。

春奈にはあくまで生まれ変わりが必要だ。

だからこそやってもらう必要性がある。


「ちょっと!マジにふざけんな!!!!!」


そう絶叫する春奈。

するとその勢いで首輪の導線が外れ装置が作動した。

目の前のパソコン画面にYESかNOのサインが2つ。

それから目の前のスマホに操作画面が出る。

春奈はますます青ざめる。

時計を見た。


「あ、あれ...本当に作動している...」


顔を引き攣らせる春奈。

カウントが始まった。

春奈は助けを求めようともがいているが。

そううまくはいかない。

結束バンドで捕まえているから。

春奈はまた絶叫した。


「ふざけんな!!!!!助けて!助けてぇ!!!!!」


当然だがこの河川敷の場所は人通りが少ない。

反響音も少ない。

警察が来るには相当な時間。

もしくは誰か来るには相当な時間がかかるだろう。

1分じゃどうしようもない。


「こんなのってあんまり...」


20秒経つ。

それから春奈は泣き始める。

咽び泣き始める。

俺はその姿を眺めながら居ると春奈は顔を上げた。

それから「クソ!」と言いながらじたばた暴れ始める。


因みに春奈だが何年も費やして相当難しい大学に合格している。

医学部だったっけ?

どちらを捨ててもかなりの損失だと思う。

俺はその姿を見ながらあざ笑う俺。

40秒が経つ。

彼女は目線で操作をし始める。


そして「出来ない...」と泣く。

だろうな。

どちらも何年かで培ってきたもの。

だけど知った事ではない。


「どっかで見ているって事だよね...クソ野郎!!!!!」


50秒が経過した。

残り10秒を知らせる為のチャイムが鳴る。

ビクッとした春奈。

5、4、3、2...。


結論から言って春奈はどちらも選ぶ事が出来なかった。

画面には色々なポップアップが出る。

そして(送信済み)と表記が次々に表示された。

その直後、結束バンドが千切れ...春奈のスマホが電話やらメールが鳴り響く。


あまりのショックだろうが青ざめ号泣していた。

友人達からなのか分からないが俺はその光景を見てから立ち上がる。

それから「ゲームオーバー」と呟いた。


fin

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