第2話 あ~不安だ···
先輩「よぉ~し!いくど~!」
ユージン「イヤァァッフゥゥッ!!」
鮭「さわがしいなぁ···」
先輩が車を出した。しかもレクサス。すっげ。でも先輩の性格は難点。
先輩「途中で帰りた~いなんて言うなよ~?」
鮭「あ~ハイハイ」ユージン「ハァァァァィ!!」
果たしてこんなテンションで行っても良いのだろうか。ますます心配で堪らない。あ~帰りたい···
このまま俺たちのドライブは続いた。途中でアイス食いに行って、うどん食って、正直これだけでいい。せっかく楽しいドライブだと思ったなのに、今日は“曰く付きの村“に行くんだからな。先輩マジでどういう神経してるんだよ。
先輩「さて着いたぞ。うひょ~!ここがあの、“
ユージン「これで俺は億万長者?富豪?ヒァッフゥ!」
鮭「勝手になっとけ(呆れ)」
そう、ここは先輩が一週間前に見つけた、“卵包村“。どうやらここはマジで危険らしく、“禁足地“とまでいわれる始末。俺は実際の村の画像を見てみたのだが、それで少し気分が悪くなった。本能的にただの村ではないとわかった。しかし、村にはまだ人がいるらしく、村長もいるらしい。こんな場所、よく住めるな!とツッコミがでそうだ。ただ、村に近づく人がいないので、物資は届かず、そもそも村の存在自体知る人が少ない。噂によれば、何者かに村を支配されていたという都市伝説があるみたいだ。その何者かが誰かはわからず、一説では政府に関わる人物が直接支配していたという予想がでているが、まだわからない。
一応俺も少しは調べといた。でも、怖すぎて見るのに相当勇気が必要だった。鳥肌でまくりだったよ···
そうしている内に、とうとう目的地に着いた。俺達が直に後悔するほどの恐怖を与えるこの村へ···
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