微笑む君は甘やかす
恋文春奈
第1話
今日は陽向とちょっと遠出して桜を見に行く。
「ふうか?行くよーまだー?」
「はーい!お待たせー」
「どうかした?」
「今日もかわいい」
満面の笑みで陽向は抱きしめる。
「陽向もかっこいい…」
陽向は1度キスをする。
「待って待って、早く行かなきゃ!」
もう1度キスをしようとした陽向の口に手を当てて「もう行くよ!」
「本当は嬉しいくせにー」
陽向はふくれっ面をしている。
出かける前はいつもイチャイチャしてしまう。
でも私は気持ちを抑えきれてないけど、しょうがなく毎回ハッキリ言うのがお決まりだ。
車に乗る。
相変わらず陽向の運転する姿はかっこいい。
本当イケメンって罪。
同棲して1ヶ月経つけど、未だに陽向がいる生活に慣れない。
ドキドキが止まらない。
好きすぎるんだよね…私。
でも陽向から私以上の愛は気づいている。
「私、桜より陽向撮っちゃうかも」
「桜撮ってよ」
なんて愛しい会話をしていたら目的地に着いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます