拝読いたしました。
愛する人との思い出と、その人の優しさ、しかしその優しさが最終的に悲しみや不安を引き起こしたことがひしひしと伝わってきます。
葛藤や、何もできない自分への悔しさが切なく、最後の「本当に愛しています」という言葉は読後感としてやり切れなく、切なく、残ります。
愛と失われたものへの未練が強く表現されており、感情がとても豊かに描かれているこの作品は高校生の作品です。
年齢に関係なく、誰でもこんな深い感情を抱えることがあるけれど、
こうして表現することで少しでも自分の気持ちを整理できたりするのかもしれません。勝手にそんなことを思いました。
高校生の時って、心の中でいろんなことが交錯して、すごく強い感情が湧いてくる時期だと思いたす。だからこそ、こういう作品が生まれるのかもしれません。