星の降る国
梅雨前線
プロローグ
とある大陸にある、とある北方の国。海と山脈に囲まれ外界から閉ざされたその国にはとある噂があった。
『一年に一度。晴れた新月の夜。草花も眠る深更。天空の海より星が降る』
流浪の吟遊詩人が小さな琴を爪弾きながら歌う。村の子ども達が心を躍らせながら老婆の語りを聞く。様々な国の伝承が記録された本に描かれる。
それは虚構か真実か。誰も知らない。ただ一つ確かなことは、その伝承は今でも広く語り継がれているということだ。
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