第5話「鬼伝説」

20XX年5月1日12時23分。小名浜の飲食店。


「すいません。ここのおすすめって何ですか??」

「ここは何でもおいしいが、かつ丼は飛び切りうまいし多いぞ??」

「そうしたら、かつ丼で。」

「はいよ。あんた海自の人間かい??」

「はい。そうです。」

「そうしたらこの辺の調査をしてほしくてな。海も陸もだが。」

「なるほど。どんなことが今まであったか教えていただけますか??」


それから店主からいろいろと話を聞いた。

最近、鳥の死骸が小名浜近辺で落ちているというのだ。

警察などに相談したが聞いてもらえてないとのこと。


「わかりました。これから帰って隊で相談してみます。」

「あぁ、なんでもいいからこの不気味から解放させてくれ。」


すぐに小名浜業務室に戻ると皆さんが業務室ではなしていた。


20XX年5月1日12時43分。小名浜業務室。


「なるほどね。鳥の死骸か・・・。どんな感じで??」

「それが結構統一性があって・・・。」

「愉快犯もしくは動物の仕業か・・・。」

「でも、相手は空を飛べるやつだぞ??」

「まぁとりあえず・・・。班長に相談かな・・・。」

「そうだね・・・。あと寄るところは3か所だから先を急ごう。帰る途中にまた寄ってわかることを調べよう。」


点呼を終わらして多賀に乗り込んだ。


『次の目的地:相馬基地へ行こう!」


「まて・・・。」

「うん???」


何かにそう言われたきがしたが船はそのまま進んだ。


20XX年5月1日13時59分。太平洋航行中【多賀】。


「全艦に告ぐ、10分後に第4経由地:相馬に到着する。係留の準備をせよ。」


10分後係留してから船を降りた。


「まぁ、もうわかると思うけど・・・。ここが『海上自衛隊海上異能力犯罪取締部関東支部横須賀班相馬業務室』。通称、相馬。で、カギね。で部屋は当たり前に汚い。」

「・・・。ありがとうございます。」

「よし、、、じゃあ、次の気仙沼だ!!!!」


もう投槍になってる気がする・・・。


20XX年5月1日15時10分。太平洋航行中【多賀】。


「全艦に告ぐ、10分後に第5経由地:気仙沼に到着する。係留の準備をせよ。」


10分後係留してから船を降りた。


「まぁ、ここが『海上自衛隊海上異能力犯罪取締部関東支部横須賀班気仙沼業務室』。通称、気仙沼。で、カギね。」

「この写真って何ですか???」

「あぁ、これは東北に伝わる悪路王っていう巨大な鬼だよ。伝説なんだけど・・・。」

「どこにでも鬼っているんですね・・・。」

「そうだよね。今でも奥羽山脈のどこかで身を潜めてるっていう噂だよ。」

「そうなんですね。怖いですね・・・。」


船はその後最終目的地:久慈へ向かった。

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