(第9話まで読んだ時点での感想です)
主人公のフランシーヌは、特に理由もなくただ「格好良くなりたい」という一心で男装する令嬢。
自己評価が高く、受け取り方によっては自惚れ屋・ナルシストに見えるかもしれません。
さらに同級生のクロードに弟子入りするため、やや強引な手段を取るなど、序盤(3話まで)は好感度が高くないと感じる読者もいるでしょう。
ですが、ここで3話切りしてしまうのはあまりにももったいない!
読み進めるほどに、フランシーヌの努力家な一面や、クロードの脳筋ともいえる極度のストイックさが見えてきます。
さらに、周囲を彩るサブキャラたちの個性も濃厚で、八星こはくワールドの魅力がこれでもかと炸裂。
クセの強いキャラクターたちの掛け合いが、笑いとワクワクを止めません。
10話以降も面白くなる予感……! 要注目です。