夏らしく輝くような写真が撮りたい・・・
綺麗な風景写真が撮りたい
第1話 南の島
夏らしく海の輝く雰囲気の風景写真が撮りたくて、飛行機を乗り継ぎ、南の島を訪れた。
以前この南の島を訪れたのは、冬の時期でしたから、いくら南の島が亜熱帯海洋性気候だとしても、地元の方々が半袖の服を着ていたとしても、私の写した海の風景写真には、真っ青な空に大きな入道雲が出ていないので、やはり思っているイメージとは微妙に違っていたのですよ。
空港近くのレンタカー店でコンパクトカーのレンタカーを借りて、早速、海をビーチを目指すこととします。
南の島の観光案内で一・二位を争う有名なビーチの駐車場に、カーナビのルート案内を念のためセットし、安全運転で出発です。
カーナビのルート案内に従い走れば、ほどなくして有名なビーチの駐車場に到着、駐車中に車内が物凄く暑くなるのを防ぐため、ほんの少しだけ車の窓を開けての熱を逃がす対策をして、カメラと交換レンズ、お茶のペットボトルや財布等が入ったリュックを背負い、三脚を抱えてビーチに向かいます。
南の島だから酷暑・猛暑・炎暑かと思えば、日差しはキツイももの、意外と過ごし易い。
何も遮るものの無い炎天下のビーチを、10kg以上の荷物を持って歩くのだから暑いには暑いが、私の住む地元の町の方が、確実に暑くて大変だと思えてくるのだから不思議だ。
聴けば、亜熱帯海洋性気候の南の島は周りが360度全部が海だから、海から吹く風が暑さを和らげてくれるから、案外過ごし易いらしい。
だからコンクリートジャングルの熱をため込む都会の方が、よほど暑いしらしいこともうなずける話だ。
ビーチの端に到着すると、夏の海の美しい風景が一面に広がり、キラキラと輝いて見えます。
真っ白なサンゴの砂浜、白く輝き打ち寄せる波、淡いエメラルドグリーンな波打ち際から沖に向かって色が濃く深くなっていく海、そして真っ青な青空に浮かぶ白と薄いグレーの入道雲、そして海の向こうに他の南の島が観える、夢にまで見た素敵な夏の海の絶景です。
綺麗な砂浜を歩き波打ち際まで行くと、早速カメラを三脚にセットし、なるべく海水浴を楽しむ観光客等を入れないような構図で、パシャリ・パシャリ・パシャリと3枚1組として、自分が適正露出と判断した状態1枚に、-0.3の露出補正と+0.3の露出補正の2枚を追加して風景写真を写します。
その場所で写し終わると、気に入った風景・構図になる場所を探しに移動です。
天候と時間の許す限り、ビーチをウロウロと彼方此方歩き回り、それなりに沢山の風景写真を満足?納得?するまで写しましたよ~。
「なぜ、わざわざ重い三脚を使って写すのか?」ですって?
それはね、可能な限りカメラが水平な状態で写真を撮りたいことと、F値を22程度にまで絞り込んでシャッタースピードを遅くして写しているため、シャッターを押したときの手振れを防ぐためなんですよ。
更にはビーチの波打ち際に波が打ち寄せる状況の『動』の雰囲気を、上手く表現する効果もあったりするのです。
小さなサービスサイズの風景写真として観る分には、あまり気になりませんが、大きなサイズにプリントすると、手持ち撮影だとどうしても色々と粗が出て来るし、より大きなサイズにプリントすればするほどそれらが目立つようになるんで、後から悔しい残念な思いをすることになるんです。
また、自分が適正露出だと思っていても、それが違うことも多々あるので、用心のために少し+-の露出補正をした風景写真も、念のための予備として一応写しておくのです。
今はデジタルカメラが主流となりましたから、画像編集ソフトで簡単にデータ補正等が可能となりましたが、フイルムカメラを永く使っていたため、今もその当時の習慣のまま撮影している訳ですね。
要は予め事前に対策が出来ることは、可能な限り対策しておくことで、後で後悔しないようにして、常に風景写真を写しているのですよ。
でもデータの記録保存はJPEGのみ、データが大きなRAWは使わないのです。
撮影後に色々と画像調整が可能で便利ではあるものの、中々面倒なんですよね~
そんなこんなで南の島で頑張って撮影してきた『夏の海の輝き』っぽい、お気に入りの夏の海の風景写真、馴染みのカメラ店でA1サイズに大伸ばしプリントし、とある大企業の社員食堂に飾ってあります。
自宅に飾るのであれば半切サイズ程度で十分なのですが、何百人も一度に食事を食べることが出来る大きな食堂だと、それなりに大きな写真を飾らないと目に留まらないし、全く目立たないのですよ。
次に飾る風景写真は飾る時期が秋頃になる見込みなので『紅葉・黄葉』をテーマにしようかと、検討中検討中・・・
https://kakuyomu.jp/users/ALICE1961/news/16818792436971998586
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